Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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機械工作概論(Outline of Manufacturing Processes) 大野 威徳
1年 AT前期 専門科目選択 2単位
【機械・前】 16-1-0139-3845

1.
授業目標

本講義は、機械工作に関係する各種加工方法を理解し、各加工法の原理およびそれぞれに関係する工作機械又は加工機械、工具、型、電極などについて理解することが目標となります。

2.
授業概要

以下に示す内容について講義を通して学習します。

機械工作法の分類と特長、鋳造、塑性加工、粉末成形、機械加工、エネルギー加工、微細加工、接合、溶接、生産システム、測定方法など

3.
準備学習(授業時間外の学習)

授業内容を確実に理解するため、教科書を参考に予習、復習をしてください。また、日頃から機械加工や工作機械について興味をもち、新聞などで情報を集めることをおすすめします。

4.
授業計画

第 1 回:機械工作法の分類と特長
第 2 回:鋳造の特長と各種鋳造法
第 3 回:金属組織と鋳造欠陥
第 4 回:塑性加工の特長と各種塑性加工法
第 5 回:塊状物、板材、管の成形
第 6 回:粉末成形
第 7 回:切削加工
第 8 回:研削加工、研磨加工
第 9 回:エネルギ加工
第10回:微細加工
第11回:接合
第12回:溶接
第13回:生産システム
第14回:測定
第15回:テスト、まとめ

5.
成績評価の方法、基準

定期試験、レポート課題の各成績で評価します。具体的には、定期試験の0.5とレポート課題の0.5を総和した点数(100点満点)で評価します。なお、提出するレポート課題については講義中に指定します。

6.
使用テキスト及び使用教材

山口克彦、沖本邦郎著「材料加工プロセス-ものづくりの基礎-」共立出版 (2000)
 
その他、必要と思われる参考書籍については各講義の際に指定します。

7.
その他

本講義は、ATコースのみ履修することができます。ATコースの受講生は必修科目となりますので、必ず履修してください。全15回の講義すべてを受講しない場合単位は認められれません。