Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
図学(Descriptive Geometry) 森 一俊
1年 前期 専門基礎科目選必 2単位
【機械・前】 16-1-0150-3009

1.
授業目標

図学は三次元の立体(空間図形)を二次元平面に表示し、幾何学的課題を作図的に解く学問です。
図面を通して設計者の意図を第三者に正しく伝える、また図面を正しく読むのに必要な基礎として、空間的・立体的概念を養います。

2.
授業概要

点・直線の投象、平面、多面体、曲面の投象までを学びます。紙面への精確な作図作業を通して図学の基礎を習得します。演習での作図を通し、内容を理解し興味を持てるように講義を進めます。幾何学の基礎を習得していることを希望します。図学は機械製図法を学ぶ上での基礎でもあります。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

課題・演習問題へのレポートを提出すると共に、予習・復習に取り組んで下さい。

4.
授業計画

第 1 回 投象の概念 正投象
第 2 回 点の投象
第 3 回 直線の投象
第 4 回 2直線の投象(1)
第 5 回 2直線の投象(2)
第 6 回 平面の投象
第 7 回 平面上の直線の投象(1)
第 8 回 平面上の直線の投象(2)
第 9 回 平面上の点の投象(1)
第10回 平面上の点の投象(2)
第11回 平面と直線の交線と2平面のなす角
第12回 多面体の投象と切断
第13回 単曲面の投象と切断
第14回 複曲面の投象と切断
第15回 期末試験、まとめ

5.
成績評価の方法、基準

期末試験結果(70%)、課題・演習問題へのレポート内容(30%)で評価します。
期末試験の受験資格には2/3以上の出席が必要です。

6.
使用テキスト及び使用教材

教科書;『基準課程 図学』井野智、井畑孝夫、杉野目章、ほか(共立出版株式会社)

7.
その他

講義毎に出欠を取ります。
講義内容は進捗状況に応じて変更する場合が有ります。
受講に際し,教科書、ノート、配布プリントおよび三角定規とコンパスは必ず用意・持参して下さい。