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授業目標 |
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図学は三次元の立体(空間図形)を二次元平面に表示し、幾何学的課題を作図的に解く学問です。 図面を通して設計者の意図を第三者に正しく伝える、また図面を正しく読むのに必要な基礎として、空間的・立体的概念を養います。
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2. |
授業概要 |
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点・直線の投象、平面、多面体、曲面の投象までを学びます。紙面への精確な作図作業を通して図学の基礎を習得します。演習での作図を通し、内容を理解し興味を持てるように講義を進めます。幾何学の基礎を習得していることを希望します。図学は機械製図法を学ぶ上での基礎でもあります。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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課題・演習問題へのレポートを提出すると共に、予習・復習に取り組んで下さい。
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4. |
授業計画 |
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第 1 回 投象の概念 正投象 第 2 回 点の投象 第 3 回 直線の投象 第 4 回 2直線の投象(1) 第 5 回 2直線の投象(2) 第 6 回 平面の投象 第 7 回 平面上の直線の投象(1) 第 8 回 平面上の直線の投象(2) 第 9 回 平面上の点の投象(1) 第10回 平面上の点の投象(2) 第11回 平面と直線の交線と2平面のなす角 第12回 多面体の投象と切断 第13回 単曲面の投象と切断 第14回 複曲面の投象と切断 第15回 期末試験、まとめ
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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期末試験結果(70%)、課題・演習問題へのレポート内容(30%)で評価します。 期末試験の受験資格には2/3以上の出席が必要です。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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教科書;『基準課程 図学』井野智、井畑孝夫、杉野目章、ほか(共立出版株式会社)
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7. |
その他 |
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講義毎に出欠を取ります。 講義内容は進捗状況に応じて変更する場合が有ります。 受講に際し,教科書、ノート、配布プリントおよび三角定規とコンパスは必ず用意・持参して下さい。
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