1. |
授業目標 |
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次の内容を理解させることを目標とします。 (1)マニュアルトランスミッションの部品構成、作動の理解。 (2)電子回路と電子部品の働き。 (3)エンジン電装部品(始動装置、充電装置、点火装置)の構成と働き。
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2. |
授業概要 |
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(1)マニュアルトランスミッション 分解を行いながら部品構成と機能を確認し、各部の測定作業を行い、状態を確認していきます。 (2)電子回路と電子部品 回路図を見ながら実際の回路を組み、正常に作動するか確認していきます。またサーキットテスタの製作を行い、取り扱い方法を学びます。 (3)エンジン電装部品 分解、点検を通して作動の理解をします。組み立て後は作動試験を行い性能の確認を行います。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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毎回事前に教科書をよく読んで予習して下さい。特に部品名称と機能については、ある程度理解しておくことが望ましいです。 全授業に関して実習内容のレポートを作成して下さい。
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4. |
授業計画 |
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第 1 回:安全作業の心得、マニュアルトランスミッションの概要説明、ハウジングの取り外し 第 2 回:マニュアルトランスミッションの分解、点検 第 3 回:マニュアルトランスミッションの分解、点検、組付け 第 4 回:マニュアルトランスミッションの組付け、作動確認 第 5 回:サーキットテスタの製作 第 6 回:サーキットテスタの製作と作動試験 第 7 回:電子ブロックによる電気学の基礎 第 8 回:電子素子の作動 ダイオード、ツェナーダイオード 第 9 回:電子素子の作動 トランジスタ 第10回: 電子素子の作動 コンデンサ、応用回路の作成 第11回:エンジン電装1、始動装置の構成と機能 第12回:エンジン電装2、充電装置の構成と機能 第13回:エンジン電装3、点火装置の構成と機能 第14回:エンジン電装のまとめ 第15回:テスト、まとめ
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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成績評価の得点配分は、定期試験50%、課題レポート50%を基準として、授業態度を減点方式で評価します。 授業態度とは授業第1回の時に説明し配布する「実習作業の心得」を守ることです。 なお課題レポートは、A4用紙縦に横書きでボールペンを使用し、全実習に対して各回の実習ごとに内容・課題等 をまとめ表紙に学籍番号・氏名を記入して定期試験日に提出します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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教科書:「電装品構造」全国自動車大学校・整備専門学校協会発行(国土交通省自動車交通局推薦) 「三級自動車ガソリンエンジン」「二級ガソリン自動車・二級ジーゼル自動車エンジン編」日本自動車整備振興会連合会発行、国土交通省自動車交通局監修 教材:トランスミッション、電子ブロック、ブレッドボード、オルタネータ、スタータモータ、点火装置一式、各種専用工具、各種測定器類
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7. |
その他 |
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実習は全て出席することが必要です。遅刻・欠席・早退のチェックを厳密に行います。 レポート用紙やノート等は各自で用意して下さい。実習では、事前に購入した全員同一仕様のユニフォーム・帽子・安全靴を使用し、各自の工具を使用します。
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