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授業目標 |
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航空宇宙に関係した幅広いテーマを通して、航空宇宙工学の先進性を理解させることを目標とします。
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2. |
授業概要 |
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航空宇宙工学と関連した体験(模型飛行機、人力飛行機、飛行船、小型人工衛星等のもの造り)、学部3年までに学科として実施してき施設・工場見学、航空宇宙をテーマにしたビデオ教材等および企業サイドから見た望ましい学生像等の幅広い話題を取り上げます。学生中心の自由な討論にも時間を割り振ります。教員はテーマの選定、討論の進行役および適宜アドバイスをします。また、学内、学外で実施される航空宇宙に関する講演会と適宜置き換えたりする場合もあります。 (1)航空宇宙に関係する教材(インターネット、DVD,ビデオ等)から話題を選定し、討論によりその内容の理解を深めます。 (2)3年に至るまでに学科行事として実施してきた工場・施設見学で学んだことを討論し、見学内容の理解を深めます。 (3)教員の航空宇宙や工学一般に対する経験、会社側から見た望ましい人物像等を紹介し、質疑によりその内容の理解を深めます。 (4)上記の討論、質疑応答を通して学生の討論能力の向上を図ります。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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3年生までに実施される航空宇宙工学科主催の施設・工場見学会に積極的に参加して、航空宇宙に関する話題に強くなっておきなさい。授業はオムニバス(毎回授業担当教員と授業テーマが変わる)方式で進められますので、次回のテーマについて前もっと図書館やネット情報を活用して下調べを行い、質問事項を書き出しておきなさい。
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4. |
授業計画 |
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第1週 人力飛行に学ぶ 第2週 模型航空機と飛行力学 第3週 ジェットエンジンにおける表面処理 第4週 航空機の安全運航 第5週 無人航空機の過去、現在、未来 第6週 ヘリコプター開発の歴史 第11週 TASK 航空宇宙講演会 第8週 航空宇宙分野におけるCFD 第9週 恒星,惑星,彗星,流星,衛星 第10週 極低温技術と航空宇宙工学 第11週 身近になった宇宙利用 第12週 ヘリコプターの運用について 第13週 宇宙機の不具合事例 第14週 再現可能な大気圏突入システムの実現に向けて 第15週 スペースデブリ
なお、上記授業計画は2015年度に実施したテーマです。2016年度も上記に準じた授業計画で実施しますが、外部機関によるものはテーマ・内容が変更されます。また、教員の都合で実施順序、テーマが変更される場合があります。
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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オムニバス方式すなわち毎回異なった教員が異なった話題を提供し、その話題の中からテーマを絞り討論します。討論内容をリポートにまとめて提出させます。成績は提出したリポート、授業中の討論、授業の一貫として実施した施設・工場見学への参加とリポート内容で評価します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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テキスト:無し、適宜プリントを配布します。 使用教材:デジタルスライド、インターネット、DVD等
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7. |
その他 |
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出席は毎回しっかり取ります。しっかり討論を行うためには遅刻をしないことです。
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