Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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プログラミング1(Programming1) 荒井 正之
1年 前期 専門基礎科目必修 2単位
【情電・前】 16-1-0430-2560

1.
授業目標

 この授業は、プログラミングの基礎となる知識及び基礎的なプログラミングの実践に必要な技術及び概念を修得することを目標とします。
 具体的には、基本的プログラミング概念、基本的なデータ型、変数、基本演算子、制御構造、関数の基本を理解し、これらを利用できるようになることを最低限の目標とします。
 さらに,これらを利用した簡単なプログラムを書けるようになることを目指します。

2.
授業概要

 プログラミング言語Processingを利用し、プログラミングの基礎を学びます.
 具体的には、プログラムとは何か、Processingのインストール及びProcessing開発環境の操作方法、簡単な描画プログラム、データ型、演算子、標準出力、変数、繰り返し処理、マウス情報の取得、条件判断処理、関数、アルゴリズムの基礎を学びます。
 授業は反転授業の形式を取ります。原則的に、毎回の授業の前にビデオ教材で予習し,その理解度を事前学習ワークシートにまとめる必要があります.
 授業では、事前学習ワークシートで理解できていない点を確認し、実際にプログラムを書いたり、読んだり、トレースすることにより理解を深めます.
 授業終了時には、授業で理解した内容を振り返りワークシートに記入し、自身の理解度を確認し、授
業で学んだことをまとめます。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

 原則的に、毎回の授業の前にビデオ教材で予習をしその理解度を事前学習ワークシートにをまとめて、授業開始時に提出してもらいます。

4.
授業計画

第1回 プログラムとは
第2回 Processingのインストール、Processing開発環境操作方法
第3回 簡単な描画プログラム
第4回 データ型、演算子、標準出力
第5回 変数
第6回 for文による繰り返し処理
第7回 if文、if-else文による条件判断処理
第8回 中間試験
第9回 マウスの情報を使ったプログラム
第10回 繰り返しと条件判断処理
第11回 二重ループとswitch文
第12回 while文による繰り返し処理
第13回 関数
第14回 関数とアルゴリズム
第15回 まとめと期末試験

5.
成績評価の方法、基準

 発展課題を含めたワークシート20%,中間試験30%,期末試験50%の割合で評価し、全体で60%以上の評価点を得た者を合格とします。

6.
使用テキスト及び使用教材

テキスト: Casey Reas,Ben Fry著、船田 巧訳,"Processingをはじめよう
(Make: PROJECT)," 株式会社オライリー・ジャパン、2011.
ISBN-13: 978-4873115153
LMS

7.
その他