Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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ヒューマンエレクトロニクス実験1(Laboratory on Human Electronics 1) 小林 靖之
2年 後期 専門基礎科目選必 2単位
【情電・後】 16-1-0487-1978

1.
授業目標

電気・電子回路とそれを構成する能動素子を理解し、基本的な電気・電子回路を解析できるようになることを目標とします。並行して、科学技術文書作成の基本的技能を身に着けます。

2.
授業概要

次のような内容を実験・実習します。
(1) 基本的な交流回路の作製
(2) 電子工学における能動素子の特性理解
(3) 基本的な電子回路の作製
(4) 科学技術文書作成の基本的訓練

3.
準備学習(授業時間外の学習)

次回の実験内容に関するテキストをよく読んで理解しておいて下さい。
テキスト上に実験前に予習すべき課題があれば、必ず解いた上で実験に臨んで下さい。
実験後のレポートを指定期限までに完成させて下さい。
また、担当教員から実験レポートの修正指導があった場合、漏れなく修正して下さい。

4.
授業計画

第 1 回 ガイダンス
第 2 回 電気計測装置使用法と電気数学
第 3 回 インピーダンス測定(1) 実験
第 4 回 インピーダンス測定(2) レポート指導
第 5 回 共振回路(1) 計算実験
第 6 回 共振回路(2) 測定実験
第 7 回 共振回路(3) 討論・レポート指導
第 8 回 各種半導体素子の特性(1) ダイオード
第 9 回 各種半導体素子の特性(2) トランジスタ・レポート指導
第10回 増幅回路(1) エミッタ接地増幅回路
第11回 増幅回路(2) オペアンプ回路
第12回 増幅回路(3) 討論・レポート指導
第13回 論理回路(1) 組合せ論理回路
第14回 論理回路(2) 順序論理回路
第15回 論理回路(3) 討論・レポート指導

5.
成績評価の方法、基準

各テーマの実験レポート、実験ノート及び実験態度により評価します。
具体的には、実験ノートや各テーマの実験レポートを担当教員の指定水準以上に完成させた後、最後に全テーマの実験レポートの評点から計算した均等加重平均が評価点となります。
しかし、上記に関わらず実験態度の観点から、欠席および遅刻・早退・不真面目な実習態度、また実験ノートや実験レポート未提出があれば、合格は非常に難しくなります。特に正当な理由なく1回でも欠席した場合、または1本でも実験レポートの未提出がある場合はただちに不合格となります。

6.
使用テキスト及び使用教材

テキストは実験テーマごとにLMSにて配布します。
詳細は各テーマの担当教員の指示を受けて下さい。
テキストを忘れた者には実験させませんので、実験前に必ず持参して下さい。

7.
その他

テキスト・実験ノート、実験に関連する電気回路・電子回路などの教科書、各種グラフ用紙、関数電卓、筆記用具を必ず持参して下さい。特に実験ノートは実験テーマごと・学期最後に指導教員が点検しますので、必ず持参して下さい。