Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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ヒューマンエレクトロニクス実験3(Laboratory on Human Electronics 3) 平谷 雄二
3年 後期 専門基礎科目選必 2単位
【ヒューマン・後】 16-1-0524-4480

1.
授業目標

本実験では、ロボティクスについて学び、その後に電子回路システムの設計・製作を行ないます。
ロボティクス分野については、ロボティクスに欠かせないセンサ、制御、行動学習などを体験的に学びます。さらに、実際に電子回路システムを学生自身で立案・設計・作製し、評価します。これらを通じて、講義で学んだ知識を深め、生きた電子情報技術を身につけることを目標とします。

2.
授業概要

前半:(1)センサシステム (2)制御 (3)行動学習
後半:電子回路システムの立案、設計、作製、評価

3.
準備学習(授業時間外の学習)

ヒューマンシステム実習1および実習2および関連する科目の内容を復習して下さい。

4.
授業計画

1. ガイダンス
2. センサシステム1 センサの基礎知識、信号処理
3. センサシステム2 センサシステムの構築
4. 制御1 古典制御の基礎知識
5. 制御2 モータの制御
6. 行動学習1 強化学習の基礎知識
7. 行動学習2 ロボットの行動獲得
8. 電子回路システムの立案
9. 電子回路システムの設計
10. 電子回路システムのブレッドボードを用いた試作。マイコンやFPGAのプログラミング。
11. 前回試作した回路システムの評価
12. 電子回路システムの設計の修正と改良
13. ユニバーサル基板またはプリント基板への回路の実装。マイコンやFPGAのプログラミング。
14. 回路システムの評価と検討
15. 回路システムの最終評価、プレゼンテーション

5.
成績評価の方法、基準

レポート(全4通)と第8~15回授業で作製した回路システムの評価によります。評価の割合は、レポート80%, 回路システムの評価20%です。科目合格のためには、全ての実験に出席し、全てのレポートを提出し、回路システムの評価を受ける必要があります。

6.
使用テキスト及び使用教材

特に定めません。適時、LMSを利用するとともに,資料等を配布します。

7.
その他

総合的に各種能力が必要とされます。適宜、これまでの履修科目や関連科目を復習してください。