Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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関節損傷学総論(Joint Injury: Introduction) 庄司 智則
1年 後期 専門分野必修 2単位
【柔整・後】 16-1-0581-2314

1.
授業目標

関節損傷について学び、以下の点を到達目標とします。
①定義と概説について説明できる。
②発生頻度、分類、合併症について正しい知識を有している。
③整復障害について正しい知識を有している。
④経過と予後について正しい知識を有している。

2.
授業概要

本授業は講義形式にて、関節損傷について学びます。
はじめに、関節の形態と機能について学習し、関節損傷の概説および分類、関節構成組織の損傷について正しい知識の習得を目指します。その後、脱臼の定義と概説、発生頻度、脱臼の分類、脱臼の症状、脱臼の合併症、脱臼の整復障害、脱臼の経過と予後について正しい知識の習得を目指します。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

専門用語の説明が多いので、必ず予習・復習を行ってください。
各回の授業前には、対応する教科書のページを読みキーワードの意味を調べてください。授業後には教科書を見ずに自分の言葉で説明できるようにしてください。

4.
授業計画

【第1回】関節の形態と機能
【第2回】関節損傷の概説および分類
【第3回】関節構成組織損傷
【第4回】脱臼の定義と概説
【第5回】発生頻度
【第6回】脱臼の分類(1)
【第7回】脱臼の分類(2)
【第8回】中間試験、まとめ
【第9回】脱臼の症状(1)
【第10回】脱臼の症状(2)
【第11回】脱臼の合併症
【第12回】脱臼の整復障害
【第13回】脱臼の経過と予後
【第14回】まとめ
【第15回】定期試験、まとめ

5.
成績評価の方法、基準

①授業内課題(20%)、②中間試験(20%)、③期末の筆記試験(60%)
①、②、③の合計点で60点以上を合格とします。

6.
使用テキスト及び使用教材

社団法人全国柔道整復学校協会・教科書委員会編集:柔道整復学(理論編); 南江堂

7.
その他

卒業後プロの医療従事者となる学生たちには、意識を高く集中力を持って、日々の講義に参加していただくように願います。なお、この講義では総論的な話が中心になりますが、現場でのトレーナー活動等、具体例なども合わせて紹介していきたいと考えています。