Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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柔道(Judo) 刈屋 遵
2年 通年 基礎分野必修 2単位
【柔整・通】 16-1-0605-3505

1.
授業目標

柔道実技では柔道と柔道整復師の関係を知り、「礼に始まり礼に終わる」の武道で最も重要な精神である礼法には時間を十分使います。柔道の基本である受身・立技(手技、腰技、足技)・寝技を習得し、通年授業であるため最終的には乱取りまでできるようにします。また、国際柔道試合審判規定のルールや柔道の形についても勉強し、柔道の試合を観戦しても理解できる。

2.
授業概要

授業は柔道の基本である礼法(立礼・座礼)の習得、怪我防止のための受身習得には十分時間を費やします。その後、体捌きや基本的な技を説明し打ち込み練習をします。ある程度技が習得できたら、約束稽古を行います。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

テレビ等で柔道の試合などが行われていたら、観戦するするようにして下さい。
怪我防止のため、十分な筋力トレーニングと柔軟体操を行って下さい。

4.
授業計画

【第1回】
オリエンテーション
柔道の歴史、柔道と柔道整復師
【第2回】
柔道の基本動作、礼法(立礼・座礼・立ち方・座り方など)、組み方
【第3回】
柔道の基本動作、礼法、組み方、受身の練習(前方・後方・側方)
【第4回】
柔道の基本動作、礼法、組み方、受身の練習(前方・後方・側方・前方回転受身<立ち膝から>)
【第5回】
柔道の基本動作、礼法、組み方(体捌き)、受身の練習(前方回転受身<立位から>)
【第6回】
柔道の基本動作、礼法、組み方(相手の崩し方)、受身の練習(前方回転受身<歩いている状態から>)
【第7回】
技の説明(大腰)、技の練習(打ち込み<大腰>)、技を用いて受身練習
【第8回】
技の説明(体落とし)、技の練習(打ち込み<体落とし>)、技を用いて受身練習
【第9回】
技の説明(一本背負い投げ)、技の練習(打ち込み<一本背負い投げ>)、技を用いて受身練習
【第10回】
技の説明(背負い投げ)、技の練習(打ち込み<背負い投げ>)、技を用いて受身練習
【第11回】
技の説明(大外刈り)、技の練習(打ち込み<大外刈り>)、技を用いて受身練習
【第12回】
体捌き、手技・腰技・足技の反復練習
【第13回】
体捌き、手技・腰技・足技の反復練習
【第14回】
体捌き、手技・腰技・足技の反復練習
【第15回】
受身、立ち技の試験
【第16回】
体捌き、手技・腰技・足技の反復練習
【第17回】
技の説明(大内刈り・小内刈り)、技の練習(打ち込み<大内刈り・小内刈り>)、反復練習
【第18回】
連絡変化技の説明(大内刈り・小内刈りからの背負い投げ)、反復練習
【第19回】
連絡変化技の説明(大内刈り・小内刈りからの大外刈り)、反復練習
【第20・21回】
固め技の説明(袈裟固め)反復練習
【第22・23回】
固め技の説明(横四方固め)反復練習
【第24・25回】
固め技の説明(上四方固め)反復練習
【第26・27回】
固め技の反復練習、寝技の乱取り
【第28・29回】
総合練習(礼法・受身・立ち技・固め技)
【第30回】
柔道実技試験

5.
成績評価の方法、基準

技の習得度、授業内における実技試験にて評価します。

6.
使用テキスト及び使用教材

7.
その他

注意点として健康管理に十分注意し、柔道の基本をよく理解して下さい。また、授業中ふざけることや私語のないように心がけて下さい(特に怪我防止のため)。
柔道着は清潔にし、身体に装飾品(指輪・ピアス・ネックレス・ミサンガ等)は付けないようにして下さい。