1. |
授業目標 |
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いくつかの具体的事例を題材として、①我が国における政策決定のシステムと②政策決定に影響を及ぼす諸要因とについて、基礎的な理解を深めることができる。
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2. |
授業概要 |
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我が国における政治活動の特徴、「政治」が登場する場面、政治活動の基盤となる制度と仕組みなどについて、具体的事例を題材としながら概要を説明します。これとあわせて、国際政治についても説明を行います。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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教科書の該当箇所を読んでおいてください。
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4. |
授業計画 |
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第 1 回 ガイダンス 第 2 回 業界団体・利益団体と政治・・・「意気込み」の違い 第 3 回 官と民との関係・・・市場の失敗・政府の失敗 第 4 回 大企業と政治・・・大企業の影響力 第 5 回 選挙と政治・・・小選挙区制導入の影響力 第 6 回 地方分権について・・・地方自治体の役割 第 7 回 マスメディアと政治(1)・・・マスメディアの影響力 第 8 回 マスメディアと政治(2)・・・マスメディアの中立性 第 9 回 国会(1)・・・ねじれ国会 第10回 国会(2)・・・審議過程 第11回 内閣と内閣総理大臣・・・最近の内閣は何故短命なのか 第12回 官僚について・・・官僚の素顔 第13回 冷戦の終了とテロとの戦い・・・国際平和協力活動の本質 第14回 経済交渉・・・中国・インドの台頭と日本の進路 第15回 国境を越える政治・・・地球環境問題
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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期末試験によります。なお、授業の感想をまとめたレポートを作成してもらうことがあります。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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教科書 北山俊哉ほか(著) 『はじめて出会う政治学 第3版』 有斐閣 1944円 参考書 蒲島郁夫ほか(著)『メディアと政治 改定版』 有斐閣 2052円
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7. |
その他 |
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教科書はやや古くなりましたが、政治の基本を分かりやすく解説しています。 参考書はマスメディアの実態を取り上げています。現代政治は、マスメディアの動向によって決定的な影響を受けます。普段から、新聞、テレビ、雑誌等のニュースをできるだけ参照するとともに、自分なりの意見をまとめられるようにしましょう。
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