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授業目標 |
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社会を人々が織りなすネットワークとして捉えるのが社会学の考え方です。こうした考え方を土台にして、さまざまな社会問題を読み解いていく力を身につけることを目標とします。
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2. |
授業概要 |
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今日の社会で生じているさまざまな事象を題材にとりあげ、理論的な考察や実証的な検討を加えていきます。とくに焦点をあわせるテーマは社会問題と社会変動です。授業は講義形式を基本としますが、できるだけ受講者が発言する機会をつくり、対話を重ねながら理解を深めていきたいと思います。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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テキストの該当部分を読み予習してください。
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授業計画 |
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【第1回】イントロダクション 【第2回】医療・福祉と自己決定 (1) 【第3回】医療・福祉と自己決定 (2) 【第4回】家族とライフコース (1) 【第5回】家族とライフコース (2) 【第6回】家族とライフコース (3) 【第7回】ジェンダーとセクシュアリティ 【第8回】エスニシティと境界 (1) 【第9回】エスニシティと境界 (2) 【第10回】格差と階層化 (1) 【第11回】格差と階層化 (2) 【第12回】格差と階層化 (3) 【第13回】文化と再生産 【第14回】まとめ・テスト 【第15回】テストの講評と復習
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成績評価の方法、基準 |
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テストと平常点で評価します。得点配分はテスト20%、平常点80%です。テストは論述式とし、知識の修得度とその応用力を問います。平常点は毎回の授業で行うクイズ(小テスト)や質疑応答の出来などをもとに評価します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志『社会学』(有斐閣、ISBN: 978-4641053700、定価3,500円+税)をテキストとして使用します。授業に出席するときには持参してください。
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7. |
その他 |
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本科目は具体的な社会問題の検討を中心としますが、前期開講の社会学Ⅰは理論的知識の習得を中心とします。両科目は相補関係にあります。テキストは共通です。 可能な限り第1回目の授業から出席してください。授業の進め方、推奨する学習方法、成績評価の方法と基準、受講にあたっての心得などを詳しく説明します。第2回目以降は履修者がその内容を理解していることを前提に授業を進めていきます。履修者数の多寡などに応じて授業の進め方や評価方法に若干の変更を加える可能性があります。
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