1. |
授業目標 |
|
修士論文の意義、内容等を理解した上で、研究の進め方、組み立て、様々な実験デザインを見ることで、研究着手に必要な基礎知識を学びます。また、データの収集、解析法を学び後期の演習授業に備えます。
|
2. |
授業概要 |
|
柔道整復学的研究法とは何か、どのようなものがあるかを例を挙げて学びます。その中で、各種計測装置による身体情報(筋活動、関節の可動性、運動性、血液の状態、エコー画像等)をどのように扱い、計測、利用してそこから得られた身体情報は何を表しているのかを学びます。また得られたデータをどのように処理、解析し、より有効にアピールする方法を統計処理の手法を交えて実践学習します。
|
3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
|
データ解析には、統計処理が必要となります。統計処理を行うために必要な計算等には主にエクセルを使用しますので、エクセルを扱えるように準備してください。また、統計処理専用ソフトの導入により、ソフトの取り扱いを各自準備してもらいます。
|
4. |
授業計画 |
|
【第1回】論文の意義、様々な論文形式、論文構成について 【第2回】柔道整復学的研究の意義、分野、手法、実験倫理について 【第3回】研究の進め方、組み立て方、実験デザインについて 【第4回】データの取り扱い、データの信頼性、妥当性、変数、統制群について 【第5回】データ解析法 【第6回】筋電図、三次元動作解析、歩行解析装置の構造、データの意義とその利用法① 【第7回】筋電図、三次元動作解析、歩行解析装置の構造、データの意義とその利用法② 【第8回】筋電図、三次元動作解析、歩行解析装置の取り扱い、使用方法① 【第9回】筋電図、三次元動作解析、歩行解析装置の取り扱い、使用方法② 【第10回】筋電図、三次元動作解析、歩行解析装置の応用 【第11回】レーザー組織血液酸素モニター、血流計、超音波診断装置の構造、データの意義とその利用法① 【第12回】レーザー組織血液酸素モニター、血流計、超音波診断装置の構造、データの意義とその利用法② 【第13回】レーザー組織血液酸素モニター、血流計、超音波診断装置の取り扱い、使用方法① 【第14回】レーザー組織血液酸素モニター、血流計、超音波診断装置の取り扱い、使用方法② 【第15回】レーザー組織血液酸素モニター、血流計、超音波診断装置の応用
|
5. |
成績評価の方法、基準 |
|
レポートによる授業内容の理解度・達成度を評価します。レポート課題、提出要綱は授業時に担当教員より指定されます。
|
6. |
使用テキスト及び使用教材 |
|
必要とされる資料は授業時に適宜配布します。
|
7. |
その他 |
|
オムニバス方式
|