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授業目標 |
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本科目の学習目標は、実社会においてどのような情報システムが構築されているのか、それらの仕組みはどのようになっているのかについて、いくつかの具体例を知ることです。そのような具体的な情報システムを開発するために必要なスキルについて考え、これまでヒューマン情報システム学科のカリキュラムで学んだ知識とどのように関連するのかを整理できるようにすることも目指します。
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2. |
授業概要 |
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この授業専用のノートを用意してください。最後の授業(第15回)で、提出してもらいます。提出されたノートは後で返却します。 この科目では、実社会においてどのような情報システムが構築されているのか、それらの仕組みはどのようになっているのかについて、具体的な情報システムの実例を通して学びます。知識を系統的に学ぶのではなく、多くの実例を知るために、各回完結のオムニバス形式で講義を進めます。数回分は大学の教員が担当しますが、実社会の実例について学ぶために、半数以上は企業からの講師を招聘します。企業講師招聘の多くは、栃木県情報サービス産業協会(TISA)との連携により実施します。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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前の週には、次の授業のテーマを示しますので、インターネットや図書館などで、そのテーマについて自分なりに調べておきましょう。また,講義を聴講した後で、講義内容を振り返り、ノートを整理しておきましょう。授業時間外に、講義内容の振り返りをLMSに投稿してもらいます。
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4. |
授業計画 |
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第 1 回 イントロダクション・情報システムとは 第 2 回 昨今のセキュリティ事情 第 3 回 製造業における情報システム 第 4 回 金融機関システムの概要 第 5 回 小売業における情報システム 第 6 回 物流における情報システム 第 7 回 ICTを活用した食品及び農業への取り組み 第 8 回 鉄道・交通システムにおける情報システム 第 9 回 医療情報と情報システム 第10回 医療情報とデータ構造 第11回 会計システムと地方自治体システム 第12回 IT業界とSEの仕事 第13回 Web業界の現状と今後 第14回 情報通信技術の進展と先端技術の取組み 第15回 まとめ(最終レポートを作成して提出します) ※企業の方を招聘する都合で、テーマと順番が変更になる可能性があります。
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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毎回、異なる講師が担当しますから、授業での質疑応答・ディスカッションへの参加、振り返り活動を重視します。最終レポートが未提出の場合は合格できません。成績は、ノートの評点30%、LMSへの振り返り投稿の評点30%、最終レポートの評点35%、学習態度(授業中の質疑・発言)5%の割合で。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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必要に応じて、各回の授業で配布します。配信許諾を得たスライド資料および講義に関してはLMSに講義ビデオへのリンクを掲載します。
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7. |
その他 |
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