1. |
授業目標 |
|
(1) マイクロ波通信の特徴および代表的な多重通信方式の概要を説明できる。 (2) アナログ変復調、デジタル変復調を図により説明できる。 (3) PCM通信方式の原理を説明できる。 (4) マイクロ波通信に不可欠な各種中継器の特徴を説明できる。 (5) パルスレーダーの原理を説明でき、公式を使って性能を計算できる。
|
2. |
授業概要 |
|
最初に第一級陸上特殊無線技士が最もよく扱うことになる、多重通信システムの概要を説明します。次に電波で信号を送受信する上で不可欠な変復調の内、30MHzより高い周波数で使われるものを中心に解説します。そして、第一級陸上特殊無線技士が扱うことになる無線送受信装置および通信システムについて解説します。最後に、レーダーの原理およびその性能を求める公式について説明いたします。
|
3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
|
毎回の授業の最後に出す課題を次の授業までに仕上げて提出して下さい。
|
4. |
授業計画 |
|
【第1回】 多重通信システムの概要1(マイクロ波通信の特徴) 【第2回】 多重通信システムの概要2(様々な多重通信方式) 【第3回】 変復調1(アナログ変調) 【第4回】 変復調2(アナログ復調) 【第5回】 変復調3(デジタル変調) 【第6回】 変復調4(デジタル変調つづき) 【第7回】 変復調5(デジタル復調) 【第8回】 まとめの演習と解説 【第9回】 無線送受信装置・多重通信システム1(FM送受信機の構成と動作) 【第10回】 無線送受信装置・多重通信システム2(PCM通信方式の原理) 【第11回】 無線送受信装置・多重通信システム3(衛星通信) 【第12回】 中継方式 【第13回】 レーダー1(パルスレーダー) 【第14回】 レーダー2(CWドップラーレーダー) 【第15回】 まとめの演習と解説
|
5. |
成績評価の方法、基準 |
|
課題(20%)と第8回、第15回に行う演習(80%)により評価を行います。授業時間数の3分の1以上欠席した学生は履修放棄とみなし、単位を認定しません。
|
6. |
使用テキスト及び使用教材 |
|
授業は教員が用意したプリントに従ってすすめます。参考書は授業で必要に応じて紹介します。
|
7. |
その他 |
|
第8回と第15回のまとめの演習を無断で欠席すると単位を認定しません。
|