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授業目標 |
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1)アスレティックトレーナーによる検査、測定と評価の目的、意義及びその役割を説明できる。 2)身体の検査・測定の具体的な方法について、目的と意義を理解し、各項目の説明と実技ができる。 3)検査・測定で得られたデータを正しく解釈し、活用することができる。
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2. |
授業概要 |
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検査・測定と評価とは、スポーツ傷害の予防や応急処置、また外傷発生から競技に戻るためのアスレティックリハビリテーション、競技者のコンディショニングなどトレーナーとして業務を遂行するに先立ち、対象者の状態を的確に把握するためのプロセスのことです。どのような処置をするにもプログラムを立案するためにも事前準備として正確な情報を収集することが必要です。そこで、本授業ではアスレティックトレーナーとして情報収集する際に必要な検査、測定と評価について講義と実習形式で実施していきます。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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指定したテキストの次回授業が当てはまる箇所を事前に読んで予習しておいてください。
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4. |
授業計画 |
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1.検査、測定と評価の概論 2.機能評価に必要な検査測定 3.姿勢の観察と評価 4.身体アライメントの計測 5.筋委縮の計測 6.関節弛緩性の検査 7.関節可動域の測定 8.筋タイトネスの測定 9.徒手筋力検査 10.機器を用いた筋力測定 11.検査と測定方法 総合シミュレーション実習(関節弛緩性と関節可動域) 12.検査と測定方法 総合シミュレーション実習(筋タイトネスと徒手筋力検査) 13.測定実技試験 14.身体組成の測定 15.テスト、まとめ
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成績評価の方法、基準 |
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平常点(授業への参加度合、レポート)10%、測定実技試験30%、定期試験60%
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使用テキスト及び使用教材 |
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必要に応じて資料を配布します。 ・公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト➄検査・測定と評価 (財団法人 日本体育協会:文光堂2,800円)
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7. |
その他 |
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・実習の授業はジャージや短パン、Tシャツなど動きやすい服を着用してください。準備していなかった場合には、怪我の危険性を考え授業への参加を認めないこともあります。
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