1. |
授業目標 |
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プログラミング言語Processingを使って簡単なプログラムを作成できるようになることが最低限の目標です。プログラム作成の作業は、問題から仕様の定義、テストコードの作成、プログラムコードの作成、デバッグ、テスト、可読性の高いプログラムへの仕上げを含みます。その上で、Processingを使って複数の機能から構成される、簡単なアプリケーションソフトを作成できるようになることがこの授業の目標です。
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2. |
授業概要 |
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プログラミング1および2で修得した知識を活用して、簡単なプログラムを自分自身で作成できるようにするため、プログラミングの例題実習と課題演習を行います。したがって、プログラミング1を履修済みであること、プログラミング2を同時に履修するか、履修済みであることを前提とします。 正しく動作するプログラムを作成するために、テスト駆動開発の方法を会得し、多くのデータを処理するプログラムの作成、簡単なアプリケーションソフトの作成を通して、プログラミングの力を修得します。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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毎回の授業の教材は、前もってLMSに掲載されます。LMSの教材を使ってしっかりと予習をして授業に臨んでください。また、授業は計画通り進めますので、授業時間内に終わらなかった演習や課題は次の週までにやっておくようにしてください。さらに、各課題においては授業時間外の学習時間も十分に使って、独自機能の実装や独自の工夫を行うことを期待します。
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4. |
授業計画 |
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第1回 イントロダクション 第2回 テストとテストコード 第3回 デバッガの使い方 第4回 課題A「簡単なプログラム」(1) 仕様の定義とテストコード 第5回 課題A「簡単なプログラム」(2) 実装とテスト・仕上げ 第6回 配列と探索のプログラミング演習 第7回 課題B「データ分析を行うプログラム」(1) 仕様の定義・データ入力 第8回 課題B「データ分析を行うプログラム」(2) テストコードと実装 第9回 課題B「データ分析を行うプログラム」(3) テスト・仕上げ 第10回 課題C「簡単なアプリ」(1) アプリの機能定義・データ入力機能 第11回 課題C「簡単なアプリ」(2) データ表示機能・データ編集機能 第12回 課題C「簡単なアプリ」(3) データのファイル入出力 第13回 課題C「簡単なアプリ」(4) 独自機能の設計と実装 第14回 課題C「簡単なアプリ」(5) 仕上げ 第15回 まとめ 学習の振り返りとポートフォリオ作成
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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各回の授業の終わりにワークシートを提出してもらいます。また、課題ごとに成果物をまとめて提出してもらいます。最後には学んだことを振り返り、自分の身に付けたプログラミング力をポートフォリオにまとめてもらいます。3つの課題の成果物各20%(計 60%)、ポートフォリオ25%、ワークシート15%の割合で考慮して評価します。100点満点中60点以上を合格とします。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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教材はLMSに掲載します。
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7. |
その他 |
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