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授業の概要(ねらい) | 
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 この授業では、日本経済の動きを中心にして現代経済の仕組みと特質を基礎から学びます。まず、経済活動とは何のために存在するのか、経済活動に参加している主体である家計、企業、政府のそれぞれの役割は何か、市場の役割・機能と限界は何か、経済成長はどのようにして達成されるのか、財政・金融の仕組みと役割は何か、経済政策の役割は何か、現代経済が抱えている課題は何か等について講義を進めていきます。日々の暮らしと密接に関わっている経済について、理解の糸口を掴めるようにします。  基本的な経済学のロジックをつかみ取って、経済理解の手がかりを自分のものとして、これからの人生に活かしてほしいと思います。
		 
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授業の到達目標 | 
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 日本経済がどのような仕組みで機能しており、争点となっている経済政策の是非について理解できること。またひろく現代経済が抱えている課題は何かを理解できること。新聞やテレビ等が伝える経済ニュースを、正しく理解できること。
		 
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成績評価の方法および基準 | 
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 期末テスト60点、LMSを通じた自宅での課題学習の提出40点。
		 
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教科書・参考書 | 
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 特に指定しません。必要に応じて、プリントを配布します。
		 
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準備学修の内容 | 
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 LMSを利用して、毎授業終了後、簡単なクイズを出題します。これに答えることで、授業内容の定着を図り、また授業への出席を促します。授業に参加することで解答のヒントが得られるので、必ず出席してください。なお、LMSには関連資料などもアップロードするので、これらを利用して、積極的に勉強していって欲しいと思います。
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 この講義はパワーポイントを利用した解説を柱としています。授業ではできるだけ前列に座るようにして下さい。また日常生活のなかで、新聞・雑誌などに載っている関連記事に目を通しておくことを希望します。質問は授業中でもそれ以外でも歓迎します。  教室内では、脱帽、携帯電話や電子機器の使用禁止、私語を慎むなど、他の受講生の迷惑にならないだけでなく、積極的に授業に参加して、学習効果が上昇するよう心がけて下さい。
		 
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各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  授業案内・オリエンテーション:経済学とはどんな学問か? |  | 【第2回】 |  |  経済活動の意義(1):膨大な経済的欲求と資源の希少性 |  | 【第3回】 |  |  経済活動の意義(2):効率的な資源配分、公正な所得分配 |  | 【第4回】 |  |  国民経済における家計、企業、政府の役割(1):家計と企業 |  | 【第5回】 |  |  国民経済における家計、企業、政府の役割(2):政府 |  | 【第6回】 |  |  市場経済の機能と限界(1):需給調整のメカニズムと価格 |  | 【第7回】 |  |  市場経済の機能と限界(2):市場の失敗とその補完 |  | 【第8回】 |  |  経済成長と景気変動(1):我が国の高度経済成長と新興工業国の歩み |  | 【第9回】 |  |  経済成長と景気変動(2):世界大恐慌とケインズ |  | 【第10回】 |  |  物価の動き:インフレとデフレ |  | 【第11回】 |  |  財政と租税:仕組みと働き |  | 【第12回】 |  |  金融:仕組みと働き |  | 【第13回】 |  |  経済政策のあり方と福祉の向上:崩壊した社会主義からの教訓 |  | 【第14回】 |  |  現代経済の特質と課題:環境問題、格差問題、エネルギー・食糧問題など |  | 【第15回】 |  |  総まとめと試験 |   
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