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授業の概要(ねらい) | 
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 本講義は、共通の研究テーマを「観光経営に関する諸問題」とし、旅行業、宿泊業、飲食業など各種観光事業の経営、さらに観光地全体を1つの経営体ととらえる「観光経営」に関心を寄せる学生を対象とする(但し、企業経営に興味があるのであれば、その対象は観光関連企業に限らない)。  具体的な内容は、教員の指導のもとに、研究テーマ及び研究対象を決めて、図書館での文献研究とインターネット情報検索を活用し、研究レポートを作成することである。研究レポートの作成においては、個人研究でも共同研究でも構わない。但し、共同研究に参加するメンバーの役割分担をはっきりさせることを条件とする。  なお、受講者と協議しながら、夏季休暇中の9月中旬、ゼミ合宿を行う予定であるが、合宿の場所や課題は協議によって決める。  ■研究テーマの例   ①ホテル産業におけるサービス品質向上に関する研究   ②バズマーケティングの有効性に関する研究   ③ファシリティマネジメントの手法と事例研究   ④日本におけるインバウンド観光の推進と課題
		 
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授業の到達目標 | 
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 本講義では、個人、またはグループごとに自主研究を行い、3年次末までに研究レポートを完成させ、4年次では研究活動を深化させて卒業論文に結実させることを期待する。  具体的な到達目標は下記の通りである。   ①自主的な研究テーマの設定の仕方が理解できる   ②文献資料の探し方や研究計画の立て方が理解できる   ③自主研究内容のまとめて発表することができる   ④建設的な批判を踏まえながら活発なディスカッションができる
		 
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成績評価の方法および基準 | 
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 評価は、出席が50%、各学期最低2回の発表の出来栄えが30%、質疑応答への参加が20%の配分によって総合的に評価する。質疑応答に積極的に参加することを参加者の最も重要な役割とし、担当者や他の参加者の発表を聞くだけでまったく発言しない場合は、他の項目が満点でもC評価とする。出席しても、私語によって授業を妨害する学生の単位は認定しない。私語に対しては厳しく対処するので十分注意してほしい。
		 
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| 4. | 
 
教科書・参考書 | 
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 下記の4冊の参考書を用いる。これらの参考書の内容がこの演習の基礎知識となるので、各自自主的に学習すること。特に、できれば③は所持した方が望ましい。   ①泉忠著『90分でコツがわかる!論文&レポートの書き方』青春出版社   ②澤田 昭夫 著『論文の書き方』講談社学術文庫   ③伊丹 敬之・加護野 忠男 著『ゼミナール経営学入門 第3版』日本経済新聞社   ④フィリップ・コトラー 著、和田充夫監訳『マーケティング原理 第9版』ダイヤモンド社
		 
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準備学修の内容 | 
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 自分で選んだ研究テーマに対する研究に継続的に取り組んでもらう。
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 演習に参加することによって大学生活をより充実したものにできればと希望している。同時に、パワーポイントの使い方、SWOT分析、KJ法、PDCAのサイクルを回すといった、卒業後必須の知識、技能、経験を身に付ける機会となるよう心掛けてほしい。
		 
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各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |   授業は、最初に自主的な研究のテーマ設定、文献資料の探し方、研究計画の立て方等を学習した上で、その後は各自が選んだテーマに沿って発表を繰り返してもらう。  オリエンテーション |  | 【第2回】 |  |  研究テーマの設定、文献の探し方 |  | 【第3回】 |  |  研究計画書の作成方法 |  | 【第4回】 |  |  演習参加者による研究発表① |  | 【第5回】 |  |  演習参加者による研究発表② |  | 【第6回】 |  |  演習参加者による研究発表③ |  | 【第7回】 |  |  演習参加者による研究発表④ |  | 【第8回】 |  |  演習参加者による研究発表⑤ |  | 【第9回】 |  |  演習参加者による研究発表⑥ |  | 【第10回】 |  |  演習参加者による研究発表⑦ |  | 【第11回】 |  |  演習参加者による研究発表⑧ |  | 【第12回】 |  |  演習参加者による研究発表⑨ |  | 【第13回】 |  |  演習参加者による研究発表⑩ |  | 【第14回】 |  |  演習参加者による研究発表⑪ |  | 【第15回】 |  |  前期のまとめ |   
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