Web Syllabus(講義概要)

　労働法は、一般的に言えば、雇用保障法、個別的労働関係法、労働団体法（集団的労働関係法）という3つの分野の法から成り立っている。このうち、労働団体法Ⅱでは、労働団体法（集団的労働関係法）とりわけ労働組合法および労働関係調整法を中心に取り上げ、不当労働行為制度、組合活動、団体交渉、争議行為、労働協約、争議調整制度などを中心に学習していく。
　なお、労働団体法の全般的理解のためには、I、IIの継続履修が望ましい。

　①労使関係に関する専門的な知識を身につけ、労働争議解決のための様々な道筋と手続きの概略を把握できるようにすることが目標。

　テスト（目安として70％）、授業への積極的参加・発言状況など（平常点30％）を総合勘案して評価する。

　テキスト：適宜プリントを配布する。
　参考文献：『小六法』（平成29年版）

　配布されたプリントを事前によく読んでおくこと。
　法律の条文や重要判例は六法全書や判例集で実際に自分で調べてみること。
　配布プリントで指示した参考書の該当箇所をよく読み理解を深めておくこと。

　①【関連科目】労働法の全般的理解のためには、労働法I・IIを前もってあるいは並行して学んでおくことが望ましい。
　②『小六法』（平成29年版）は必ず用意して参加すること。