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授業の概要(ねらい) | 
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 「その犯罪が成立するためには、どのような要件を充足する必要があるのか?」、すなわち個別具体的な犯罪成立要件について、必要なときには他の法分野(とりわけ民事法)の概説も交えつつ、判例や裁判例を可能な限り多く紹介しながら、説明したいと思います。刑法各論は、総論ほど抽象的で難解なイメージはないと思います。
		 
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| 2. | 
 
授業の到達目標 | 
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 ①二年次選択科目として位置づけられる。  ②公務員試験で出題される刑法の問題を正解できるレベルにまで到達すること。
		 
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| 3. | 
 
成績評価の方法および基準 | 
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 平常点及び筆記試験
		 
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| 4. | 
 
教科書・参考書 | 
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 ・高橋則夫『刑法各論』(第2版:成文堂:2014年)  ・山口厚ほか編『刑法判例百選Ⅱ -- 各論 第7版〔No.221〕』(有斐閣:2014年)
		 
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| 5. | 
 
準備学修の内容 | 
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 教科書の該当箇所を通読してください。
		 
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| 6. | 
 
その他履修上の注意事項 | 
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 法律学習の基本は教科書を読むことです。ですから、受講生は指定教科書を読むことにより、知識を定着させてください。また、知識の単なる丸暗記に終始することなく、「なぜ?」と自問する探求心を、刑法を素材に身につけてもらいたいと思います。授業に出席して学ぶことはもちろんのこと、他人と場所及び時間を共有していることを常時意識して、私語を慎む等各自自覚してください。なお、レジュメ等は、理由の如何を問わず、授業時にしか配布しません。
		 
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| 7. | 
 
各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  刑法各論とは何か? |  | 【第2回】 |  |  生命に対する罪(1) |  | 【第3回】 |  |  生命に対する罪(2) |  | 【第4回】 |  |  身体に対する罪 |  | 【第5回】 |  |  自由に対する罪(1) |  | 【第6回】 |  |  自由に対する罪(2) |  | 【第7回】 |  |  自由に対する罪(3) |  | 【第8回】 |  |  自由に対する罪(4) |  | 【第9回】 |  |  人格的法益に対する罪 |  | 【第10回】 |  |  信用及び業務に対する罪 |  | 【第11回】 |  |  放火罪(1) |  | 【第12回】 |  |  放火罪(2) |  | 【第13回】 |  |  偽造罪(1) |  | 【第14回】 |  |  偽造罪(2) |  | 【第15回】 |  |  総復習 |   
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