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授業の概要(ねらい) | 
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 心理学は、データを大事にする学問である。すなわち、心理学では、単なる思弁ではなく、実験や調査によってデータを収集し、そのデータによって理論を検証する。この授業では、データをどのように収集するか、また、得られたデータをどのように記述するかについて学ぶ。授業で学ぶことをフリーソフトRによって自ら分析できるようにすることが望ましい。データから一般的な結論を得るための方法、すなわち、統計的推論の方法については、秋期に学ぶことになる。
		 
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| 2. | 
 
授業の到達目標 | 
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 心理学でよく使われる方法の意義を理解し、使いこなせるようにする。
		 
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成績評価の方法および基準 | 
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 主に期末試験の成績による。
		 
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教科書・参考書 | 
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 川端 一光・荘島 宏二郎(2014).『心理学のための統計学入門』誠信書房
		 
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準備学修の内容 | 
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 統計学を学ぶために予習復習することが望ましい。また、フリーソフトRによって、自宅で実際にデータ分析を行うことを勧める。これは、授業内容の理解を促進し、試験対策になると同時に、自分のもつ技量の一つとして有益である。
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 統計学は積み重ねが大事である。欠席すると理解が追いつかない可能性が高くなる。なるべく毎回出席すること。
		 
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各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  導入 |  | 【第2回】 |  |  尺度の水準 |  | 【第3回】 |  |  代表値 |  | 【第4回】 |  |  散布度 |  | 【第5回】 |  |  標準化 |  | 【第6回】 |  |  相関・連関 |  | 【第7回】 |  |  グラフ |  | 【第8回】 |  |  単回帰分析 |  | 【第9回】 |  |  重回帰分析 |  | 【第10回】 |  |  探索的因子分析 |  | 【第11回】 |  |  信頼性 |  | 【第12回】 |  |  パス解析 |  | 【第13回】 |  |  確認的因子分析 |  | 【第14回】 |  |  総合演習 |  | 【第15回】 |  |  まとめ |   
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