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授業の概要(ねらい) | 
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 環境カウンセラー、ISO等環境マネジメントシステム審査員、環境コンサルタントなどの環境専門家として、またリサイクル・廃棄物処理業や企業の環境部門など、将来環境関連の仕事を目指すにあたり必要なステップや予備知識を現役の経営・環境コンサルタントが講義を行う。特にこの科目の3回~12回は、環境・社会という広範囲な分野の基礎知識・情報の取得を目的に商工会議所が実施している「環境社会検定(eco検定)」の受験対策にも有用な講義を行う。尚、講師は第1回の検定試験からeco検定公認講師として、全国一のeco検定受験対策講座の実績を誇っている。  この授業を受けると環境全般の基本的知識と最新情報、企業の取り組み状況・実例などeco検定合格レベル以上の広範な知識と情報が得られる。
		 
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| 2. | 
 
授業の到達目標 | 
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 本講義は、環境に関わる専門職の仕事内容の理解と、その仕事のベースとなる環境全般の基礎知識及び最新情報を習得する。必須ではないが是非ともeco検定試験にチャレンジし、合格してほしいものである。
		 
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| 3. | 
 
成績評価の方法および基準 | 
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 授業への参画度及び期末テストで評価する。
		 
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| 4. | 
 
教科書・参考書 | 
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 テキスト:   東京商工会議所編 『環境社会検定試験(eco検定)公式テキスト』(最新版)  参考文献:   鈴木和男 著 『eco検定頻出予想問題集 改訂3版対応 2012年版』(発行:㈱エクスナレッジ)   鈴木和男 著 『環境社会教科書 eco検定一発合格テキスト 改訂3版対応』(発行:㈱翔泳社)
		 
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| 5. | 
 
準備学修の内容 | 
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 ・eco検定にチャレンジするものは、毎回授業で習った範囲は必ず復習しておくこと。これなくしてeco検定の合格はありえない。
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 「環境」は非常に幅広い分野であり、その全体像を知る上でも、また最近は企業ぐるみで取得が盛んになっているeco検定にチャレンジしてもらいたい。今後の活動に必ずプラスになるものである。
		 
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| 7. | 
 
各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  オリエンテーション、環境系キャリア概要 |  | 【第2回】 |  |  環境専門職の種類と仕事内容、環境NPO・NGOの活動 |  | 【第3回】 |  |  企業・組織が従業者に求めるマインドと環境知識。環境社会検定(eco検定)とは。 |  | 【第4回】 |  |  地球を知る(地球の基礎知識、いま地球で起きていること) |  | 【第5回】 |  |  環境問題を知る(地球温暖化、エネルギー) |  | 【第6回】 |  |  環境問題を知る(生物多様性、地球環境問題) |  | 【第7回】 |  |  環境問題を知る(循環型社会、地域環境問題) |  | 【第8回】 |  |  環境問題を知る(化学物質、震災関連・放射性物質) |  | 【第9回】 |  |  持続可能な社会に向けたアプローチ(地球サミット、環境保全手法、環境アセスメント) |  | 【第10回】 |  |  各主体の役割・活動(企業・市民・NPOなどの役割、パブリックセクターの役割) |  | 【第11回】 |  |  各主体の役割・活動(個人の行動、ソーシャル/コミュニティビジネス) |  | 【第12回】 |  |  eco検定模擬試験 |  | 【第13回】 |   環境マネジメントシステム(EMS)認証の概要(ISO14001)  国内生まれのEMS認証の概要(エコステージ、エコアクション21など) |  | 【第14回】 |  |  企業・組織における「環境経営」「EMS」の取り組み状況と課題 |  | 【第15回】 |  |  まとめと試験 |   
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