| 1. | 
授業の概要(ねらい) | 
 | 
		 
 この授業では、教育学Ⅰに引き続き、「学校教育」におけるより実践的で現代的なテーマを中心に教育学に関する考察を深めていく。講義を通して「学校教育」の実践的で現代的なテーマ及び問題を提示していくとともに、受講者の学校教育の経験から、現在の学校教育にどのような問題が起きているのかについて考えていく。さまざまな現代の教育の課題の中での、「子どもたち」にかかわる問題について、講義、読書、ディスカッションなどを通して理解を深めていく。さらに、子どもの問題を含め、現代的な課題に取り組む国内外の学校の実践事例を検討しながら、21世紀の学校のヴィジョンについて共に考えていきたい。
		 
 | 
| 2. | 
 
授業の到達目標 | 
 | 
		 
 ①「学校教育」をめぐる、現代的な問題及びテーマの中で、自分が興味を持つテーマを見つける。  ②学校教育の問題について問題意識をもつ。  ③講義やグループ・ディスカッションを通して考えたことを他者に表現することができる
		 
 | 
| 3. | 
 
成績評価の方法および基準 | 
 | 
		 
 3分の2(10回)以上の出席をもって評価の対象とする。  リアクション・ペーパー(30%)、レポート及びプレゼンテーション(30%)、学期末試験(30%)、授業態度(特にグループ活動への参加態度)(10%)
		 
 | 
| 4. | 
 
教科書・参考書 | 
 | 
		 
 特に指定せず、授業内にプリントを配布する。  参考図書   佐藤学、秋田喜代美他編、『変容する子どもの関係 (岩波講座 教育 変革への展望 第3巻)』   (岩波書店、2016)   秋田喜代美他編『新しい時代の教職入門』(有斐閣、2006年)   佐藤学『教育方法学』(岩波書店、1996年)
		 
 | 
| 5. | 
 
準備学修の内容 | 
 | 
		 
 授業中に指定した資料を予め読んで授業に臨むこと。
		 
 | 
| 6. | 
 
その他履修上の注意事項 | 
 | 
		 
 出席を重視する。また、グループでのディスカッションの時は積極的に参加することが望ましい。  また、本授業では2回の読書レポートやプレゼンテーションなど、学生側のアクティブな参加を求めることが多い点に留意して欲しい。
		 
 | 
| 7. | 
 
各回の授業内容 | 
 | 
| 【第1回】 |  |  ガイダンス |  | 【第2回】 |  |  学校の現代的な課題(子ども・家庭) |  | 【第3回】 |  |  学校の現代的な課題(教師) |  | 【第4回】 |  |  学校の現代的な課題(異質な他者との共存) |  | 【第5回】 |  |  学校の現代的な課題(グローバル化・情報化) |  | 【第6回】 |  |  学校改革の事例(日本)① |  | 【第7回】 |  |  学校改革の事例(日本)② |  | 【第8回】 |  |  学校改革の事例(海外)① |  | 【第9回】 |  |  学校改革の事例(海外)② |  | 【第10回】 |  |  グループ・ワーク(学校教育の現代的な課題と21世紀のヴィジョン)① |  | 【第11回】 |  |  グループ・ワーク(学校教育の現代的な課題と21世紀のヴィジョン)② |  | 【第12回】 |  |  グループ・ワーク(学校教育の現代的な課題と21世紀のヴィジョン)③ |  | 【第13回】 |  |  グループ・ワーク(学校教育の現代的な課題と21世紀のヴィジョン)④ |  | 【第14回】 |  |  21世紀の学校教育の創造に向けて |  | 【第15回】 |  |  学習の振り返り |   
 |