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授業の概要(ねらい) | 
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 「ソーシャルビジネスで、世界を、日本を変えよう」  社会的企業(ソーシャルビジネス)を創業します。そのために必要な、趣意書、企画提案書の書き方、資金の集め方、そして企業の運営、経営などについて具体案を作りながら学んで行きます。  政府部門、民間の営利部門のどちらでもないセクターが、今世界で、日本で重要な役割を果たしています。社会的問題、社会的課題の解決に向かって、NGO、NPO、社会的起業家、などさまざまな形態の組織が、拡大しつつあるなかで、その運営には問題も多く抱えています。世界で、そして日本でそれらの現状を把握し、この授業では、自分の社会的企業を立ち上げ(起業し)、作り上げ、運営する、資金獲得するための文書を作り、皆で討論して進めて行きます。 
		 
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授業の到達目標 | 
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 貧困、医療・健康、福祉、食と農業、環境、教育、職場や家庭、犯罪、地域活性化など、社会的課題の解決に向けたソーシャル・ビジネスの理解と、その起業のための企画提案書の作成を通じて、企画能力を高めます。プレゼンの能力もつけます。
		 
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成績評価の方法および基準 | 
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 授業コメント票記入:   20%  発表、報告、討論:    35%  企画提案書作成:     45%
		 
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教科書・参考書 | 
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 教科書:池本幸生・松井範惇共編著『連帯経済とソーシャル・ビジネス』明石書店(2015)
		 
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準備学修の内容 | 
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 教科書の各項目を、2−3人で報告します。それを材料に議論しますので、発表・報告のための準備を必ずしてきて下さい。授業内での、報告・発表のための準備は極めて大事です。
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 単なる「講義」ではありません。各人がそれぞれ「キラメク」授業をします。この授業では特に、自分から進んで考えて、アイデアを出し合って、皆で討論して進めていきますので、積極的に参加し、自分のソーシャル・ビジネスを作り上げて下さい。各人の高いモテイベーションが重要です。この学期では、各人がソーシャル・ビジネスを立ち上げるための、企画提案書を作ります。
		 
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各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  イントロ |  | 【第2回】 |  |  ソーシャル・ビジネスとは |  | 【第3回】 |  |  ソーシャル・ビジネスとは;マイクロ・クレジット、グラミン銀行 |  | 【第4回】 |  |  社会問題を分析する;課題発見(貧困、環境問題) |  | 【第5回】 |  |  社会問題を分析する:課題発見;グラミン関連企業 |  | 【第6回】 |  |  サービス・商品を考える(エネルギー、水) |  | 【第7回】 |  |  サービス・商品を考える(有機農業) |  | 【第8回】 |  |  ビジネス・モデルの構築、企画書 |  | 【第9回】 |  |  ビジネス・モデルの構築;認証コーヒー |  | 【第10回】 |  |  創業資金集め:ファンドレイジング |  | 【第11回】 |  |  創業資金集め:ファンドレイジング  |  | 【第12回】 |  |  創業準備 |  | 【第13回】 |  |  創業準備、企画提案書 |  | 【第14回】 |  |  グラミンのソーシャル・ビジネス |  | 【第15回】 |  |  まとめと討論;企画提案書 |   
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