Web Syllabus(講義概要)

　「プレゼンテーション」「グループ・デスカッション」「時事問題」をキーワードとして演習を構成して行きます。
　演習では、当日の朝刊記事から重要と思われる記事を講義形式にて解説し、その後クラスデスカッションをおこないながら、ニュースの深読み、時事問題に対する専門性を高めていきます。
　また、春期に行った自由研究から続編に適当なテーマを選び、クラス全員参加のプロジェクトとしてテーマの深堀り、多角的な意見の集約を通じてゼミとしての提言までを行い、企業における事業企画作成プロセスの疑似体験を通じて組織人としての社会性、協調性、主体性、を体験していきます。
　希望があれば、経済学部の行事に積極的に参加していきます。

　新聞報道を丹念にフォローすることで、社会人として求められる時事問題への理解を深め、しっかりとした自分の軸を持つ事と、他人の意見を尊重し、幅広い視点から問題を理解する事をめざし、この分野では自分はエキスパートと自信の持てる領域を持っていただく事で,経済学の知識とスキルを活用して現実の経済が直面する具体的な課題への理解を深めていただきます。
　全員参加のプロジェクトですから各自に作業を振り分け、組織での個々の役割の重要性について理解を深めていただきます。

　自分の意見を分かりやすく簡潔に表現する事、人の意見を聞いて理解する事が基本となりますので、クラス・パーテシペーション（演習の参加姿勢やグループ内での活動状況）50％と、プレゼンテーションの内容・表現力、提出物等で50％評価します。

　教科書は使用しません
　必要な参考書、資料等は個々のニーズに合わせ都度指示します

　経済関連のニュースには常にアクセスする事を心がけ、「何故だろう」との視点から自分で調べ、考えて、自分の意見として説明できるように練習を積み重ねてください。どんな複雑な問題であっても説明にあたり、必要な情報、捨てる情報を整理する力を付け、毎週テーマを決めて「１分間説明」の練習をしてください。

　プレゼンテーション力やグループをまとめていく力は短期間では身につかないかもしれませんが、経験を積む事が一番の早道です。演習では積極的にデスカッションやグループ研究に参加することで経験を積んでいただきます。チャレンジ精神旺盛な学生諸君の参加を歓迎します。