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授業の概要(ねらい) | 
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 日本経済論演習では、日本経済のさまざまな側面を歴史主義の観点から接近します。今日の日本経済は明治時代以降に大枠が形成されましたので、この授業では、明治から今日までの日本経済を対象とします。現実の日本経済を分析しさまざまな国民的課題に取り組む能力をもつ人材を育成するための科目ではありますが、大学院での授業として、より高度な専門性を有する人材を育成する内容とします。  この授業では、以下の点に重きをおきます。①いまの日本経済の国民的課題は何かという観点で過去の歴史を分析する。②日本経済は世界各国との国際関係のなかで形成されてきたことから、国際的視野をもつ日本経済分析をおこなう。③いまの日本経済は明治以降に骨格が作られているという認識のもとに、時代としては明治以降を対象とする。④それぞれの時代にはそれぞれの国民的課題があり、その課題を解決するために経済政策が実施されたが、その政策が新たな国民的課題を作り出すことになったという歴史観で授業を組み立てる。  授業は、各学生が自分の修士論文のテーマを定め、それにもとづいた修士論文の作成を私が指導する形でおこないます。
		 
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授業の到達目標 | 
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 日本経済を歴史主義の観点で分析し、解決すべき国民的課題は何か、何がその原因なのか、等を自分で見つけだし、自分のことばで把握する能力を修得します。
		 
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成績評価の方法および基準 | 
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 授業への貢献度点(5点×15回)とレポート点(25点)との合計点によります。
		 
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教科書・参考書 | 
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 ガイダンスのときに受講生の学問的関心をお尋ねします。  それにもとづいて関連文献を選定します
		 
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準備学修の内容 | 
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 自分は修士論文で何を明らかにしたいのか、それをたえず自問し、関連文献を調べておいてください。
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 修士論文はオリジナリティが要求されます。日本経済の国民的課題は何か、どのような意味でそれが課題なのか、そのことをたえず考えながら研究を深めてください。
		 
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各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  ガイダンス |  | 【第2回】 |  |  修士論文の中間報告① |  | 【第3回】 |  |  修士論文の中間報告② |  | 【第4回】 |  |  修士論文の中間報告③ |  | 【第5回】 |  |  修士論文の中間報告④ |  | 【第6回】 |  |  修士論文の中間報告⑤ |  | 【第7回】 |  |  修士論文の中間報告⑥ |  | 【第8回】 |  |  修士論文の中間報告⑦ |  | 【第9回】 |  |  修士論文の中間報告⑧ |  | 【第10回】 |  |  修士論文の中間報告⑨ |  | 【第11回】 |  |  修士論文の中間報告⑩ |  | 【第12回】 |  |  修士論文の中間報告⑪ |  | 【第13回】 |  |  修士論文の中間報告⑫ |  | 【第14回】 |  |  修士論文の中間報告⑬ |  | 【第15回】 |  |  修士論文の中間報告⑭ |   
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