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授業の概要(ねらい) | 
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 私たちが生きる経済社会は、企業が中心になって動いています。企業経営がうまくいけば、商品やサービスがたくさん売れ、利益が生まれ、その会社に関わる多様な人々に配分されます。その人たちは得たおカネでがさまざまな経済活動を行います。するとさらにいろいろな商品やサービスが売れます。こうした循環によって、経済社会は活性化し、私たちの暮らしが豊かになるのです。それでは、どんな企業の経営がうまくいっているのでしょうか。どうしてうまくいっているのでしょうか。どんな企業が経営に失敗しているのでしょうか。失敗の原因はどこにあるのでしょうか。この授業では、著名な企業経営の成功例と失敗例を取り上げ、その原因を突き止めるために、経営学のさまざまな理論を使ってその企業の構造や経営の仕組みを分析します。代表的な成功例としてセブン・イレブンを、失敗例としてマグドナルドを取り上げます。
		 
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授業の到達目標 | 
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 セブン・イレブンやマグドナルドなど、一つの企業を時間をかけて多面的に分析、考察し、経営の成功失敗の原因がどこにあるのかを突き止める手法を身に付けて下さい。
		 
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成績評価の方法および基準 | 
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 小テストと本試験です。
		 
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教科書・参考書 | 
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 『一橋MBA戦略ケースブック』(沼上幹著 東洋経済新報社)  『マクドナルド失敗の本質:賞味期限切れのビジネスモデル』(小川孔輔著 東洋経済新報社)がテキストです。  『仕事に役立つ経営学』(日経文庫)が参考文献です。  新聞、雑誌なども多用し、毎回レジュメを配ります。
		 
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準備学修の内容 | 
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 新聞、テレビ、雑誌、ウエブサイトには、企業経営に関するニュースが毎日溢れています。授業でも随時、資料として取り扱いますが、自ら意識的に興味を持つようにしてください。
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 授業中に質問したり、意見を聞いたりします。的確な答えをした学生には加点します。ただし、うまく答えられなくてもマイナス点はつけません。対話型で理解を深めましょう。
		 
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各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  ガイダンス-現代企業とは何か |  | 【第2回】 |  |  なぜ「セブン・イレブン」は強いか |  | 【第3回】 |  |  巨大流通グループ「セブン&アイ」と「イオン」の比較 |  | 【第4回】 |  |  コンビニエンス業界の二極化-「セブン・イレブン」優位の構造分析(1) |  | 【第5回】 |  |  コンビニエンス業界の二極化-「セブン・イレブン」優位の構造分析(2) |  | 【第6回】 |  |  コンビニエンス業界の二極化-「セブン・イレブン」優位の構造分析(3) |  | 【第7回】 |  |  小テスト |  | 【第8回】 |  |  企業を数字で読む-財務分析とは何か(1) |  | 【第9回】 |  |  企業を数字で読む-財務分析とは何か(2) |  | 【第10回】 |  |  マクドナルド-失敗の本質(1) |  | 【第11回】 |  |  マクドナルド-失敗の本質(2) |  | 【第12回】 |  |  マクドナルド-失敗の本質(3) |  | 【第13回】 |  |  マクドナルド-失敗の本質(4) |  | 【第14回】 |  |  良い会社とは何か |  | 【第15回】 |  |  悪い会社とは何か |   
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