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授業の概要(ねらい) |
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簿記原理Ⅰの続きになります。 複式簿記は、企業の取引を帳簿に記録し、その記録をもとに財務諸表を作成するためのシステムです。 簿記に関する基礎的な知識、企業の財務状況を把握する能力を有していることは、現代社会において必須でしょう。簿記原理Ⅱでも引き続き、初歩的な簿記処理を学習します。
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2. |
授業の到達目標 |
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初歩的な簿記処理および企業活動を理解することができるようになることです。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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講義の中で行われる小テストや出席状況を30%、定期試験の成績70%を目安として、総合的に判断します。 なお、簿記に関する資格を有している学生には相応の加点を予定しているため、申告してください。
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教科書・参考書 |
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テキスト:新田忠誓他『エッセンス簿記会計』(第13版)森山書店 参 考 書:新田監『全経 簿記能力検定試験 公式テキスト 3級』ネットスクール出版 新田監『全経 簿記能力検定試験 公式問題集 3級』ネットスクール出版
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5. |
準備学修の内容 |
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教科書には練習問題も付いていますので、各自講義で取り扱った内容をその都度きちんと復習しておいて下さい。個人の理解度に応じて参考書の学習を勧めます。
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その他履修上の注意事項 |
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講義には電卓を持ってきて下さい。日頃から携帯電話等を計算機として使用するのではなく、電卓を使用して計算問題を解くように心がけましょう。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス(成績評価法などについて話します) | 【第2回】 | 前期の授業の復習(精算表等の作成) | 【第3回】 | 現金預金の取引(現金過不足の処理など前期での学習に加える複雑な取引) | 【第4回】 | 商品売買の取引(三分法の展開など前期での学習に加える複雑な取引) | 【第5回】 | 商品有高帳の作成と決算整理 | 【第6回】 | 商品売買における返品・値引き・割戻しの処理 | 【第7回】 | 貸倒れの処理と貸倒引当金 | 【第8回】 | 固定資産の取引(有形固定資産の取得) | 【第9回】 | 固定資産の減価償却 | 【第10回】 | 手形取引(受取手形と支払手形) | 【第11回】 | 受取手形と支払手形以外の債権債務取引と、有価証券取引 | 【第12回】 | これまでの取引を加えた決算整理 | 【第13回】 | 8欄(桁)精算表の作成 | 【第14回】 | 証憑と伝票制度 | 【第15回】 | これまでの授業のまとめ(含、テスト)と、今後の簿記学習の方向付け |
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