1. |
授業の概要(ねらい) |
|
中学校・高等学校を中心に今日の学校教育の現状や課題について幅広く、教育の基礎・基本を踏まえて言及し、学校教育の見直しや改善の方向、ポイントについて理解・把握できるようにする。このため、最初に教育とは?を問いながら子供の成長に対応させて幼児、児童、生徒の特質や問題点について検討するとともに、各学校段階における教育的課題について明らかにする。さらに、それらと社会の変化とを関連付けてこれからの中学校・高等学校教育の現状やあり方ついて考える。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
1 学校教育は子どもの成長を扶ける営みであること、そして学校教育には現代社会を構成する一員として的確に自己実現を図るための基礎・基本となる能力や態度を一人ひとりの生徒にはぐくむことが要請されていることを理解し、学校教育の役割や教員の仕事の重要性を踏まえた教育観や指導力を身に付ける。 2 入試で大きく歪んでいる今日の中等教育の現状と課題を直視し、それらの改善、解決の方向や方途について考え、自分なりに具体策を持ってそれらの課題に取り組んでいく能力や態度を身に付ける。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
以下の点から総合的に判定する。 期末テストの結果(60%)、授業の参加状況(20%)、レポート・提出物の出来(20%)
|
4. |
教科書・参考書 |
|
テキストは特になし 参考文献は授業の中で適宜、紹介する。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
前時の最後に、次時のテーマや課題について提示するので、それを踏まえて情報収集に努め、自分なりの考えや資料を持って参加するようする。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
ワークショップやグループでの話し合いの場を多く設定するので遅刻は厳禁。また、グループは随時工夫して編成するので、どんなグループ編成になっても日ごろの仲間の壁を乗り越えて積極的に参加するように努めてほしい。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | オリエンテーション 次時の課題提起 | 【第2回】 | 教育の原点を考える-縄文時代に教育はあったのか? | 【第3回】 | 考えよう!幼児のひとり遊びの功罪 | 【第4回】 | 小1プロブレムとは?その背景と対応策 | 【第5回】 | 早まる身体の成長、遅れる心の成長 | 【第6回】 | 中1ギャップとは?その背景と対応策 | 【第7回】 | 考えよう!勉強と部活の両立、健康と部活の両立 | 【第8回】 | 部活動と監督、コーチ、顧問の役割、あり方 | 【第9回】 | いじめ問題はなぜなくらならないの? | 【第10回】 | 考えよう!いじめ問題をなくす方策 | 【第11回】 | 考えよう!受験勉強の問題点と改善策 | 【第12回】 | 考えよう!ニート、フリーターを減らす進路指導 | 【第13回】 | 考えよう!18歳の選挙権、大人 | 【第14回】 | 考えよう!高校教育と進学、進路問題 | 【第15回】 | まとめ-授業を振り返って! |
|