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授業の概要(ねらい) | 
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 グローバル化が進展するにつれて地域の国際化も連動してすすむ現在、国際理解教育は現代の教育の大きな課題の一つである。本演習では、まず、履修者の中にある異文化認識の問題や、日本の子どもたちに潜んでいるステレオタイプなものの見方を見つめ直すところところからスタートする。その後、国際理解教育の歴史、国際理解教育の目標と内容についてテキストを用いて学び、具体的な実践例から国際理解教育実践の実際について理解を深める。批判的思考力を身につけ、世界で起こっている事象と自分の生活を結びつけて考える思考スタイルを身につける。また、実際にフィールドワークに出かけて、自己の国際理解を深める経験をする。
		 
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授業の到達目標 | 
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 ・自らの異文化認識の有り様をみつめる。  ・日本の子どもたちの国際理解の問題点を知る。  ・国際理解教育の歴史、目標、内容について理解する。  ・国際理解教育実践事例から、実際の子どもたちの学びについて知る。  ・議論に参加し、自分の意見を学問的見地に基づいて表明することができる。  以上を通して、国際理解教育について自分の考えを表現することができるようになる。
		 
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成績評価の方法および基準 | 
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 授業参加態度(20%)、グループ研究活動・発表内容・発表のまとめ(40%)、試験(40%)を総合して評価する。
		 
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教科書・参考書 | 
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 日本国際理解教育学会編『国際理解教育ハンドブック-グローバル・シティズンシップを育む-』 明石書店
		 
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準備学修の内容 | 
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 テキストを何度も読み、わからない言葉は調べ、議論できるまでの準備をすることを求める。また、ディスカッションでは、解読したことと自分の考えを分けて話すことを求める。
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 主体的に参加し、自分の意見を発信し、協同して学習を深める姿勢を強くもとめる。
		 
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各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  履修者の問題意識・関心を確認し、演習の進め方について確認する |  | 【第2回】 |  |  私たちに潜む異文化認識の問題と向かい合おう |  | 【第3回】 |  |  日本の子どもたちのステレオタイプなものの見方 |  | 【第4回】 |  |  国際理解教育の歴史 |  | 【第5回】 |  |  国際理解教育の目標と内容 |  | 【第6回】 |  |  多文化社会をめぐる実践事例から学ぶ |  | 【第7回】 |  |  グローバル社会をめぐる実践事例から学ぶ |  | 【第8回】 |  |  地球的課題をめぐる実践事例から学ぶ |  | 【第9回】 |  |  未来への選択をめぐる実践事例から学ぶ |  | 【第10回】 |  |  教師のカリキュラムデザイン力を考える |  | 【第11回】 |  |  フィールドワークへの下準備 |  | 【第12回】 |  |  フィールドワークに出かけよう |  | 【第13回】 |  |  フィールドワークから得たこと |  | 【第14回】 |  |  私の国際理解 |  | 【第15回】 |  |  ふりかえりと成果の整理 |   
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