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授業の概要(ねらい) | 
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 アメリカは世界の中心国、基軸通貨国として、世界全体に大きな与える存在です。この授業では、規制緩和と金融緩和、金融の証券化、金融危機の発生、トランプ政権の政治経済政策など、アメリカの政治経済が抱える諸問題について、その背景と原因、そして世界経済への影響について学びます。
		 
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授業の到達目標 | 
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 アメリカの通貨・金融制度の特殊性と現状、そしてその問題点について学びます。それと同時に、世界の政治経済において中心国・基軸通貨国アメリカが果たす役割についても学びます。
		 
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成績評価の方法および基準 | 
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 平常点:40%(出席状況と授業に取り組む熱意)  定期試験の成績:60%
		 
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教科書・参考書 | 
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 テキスト:春田素夫・鈴木直次著『アメリカの経済 第2版』2005年、岩波書店  参考文献:柴田德太郎編著『世界経済危機とその後の世界』2016年、日本経済評論社       柴田德太郎著『資本主義の暴走をいかに抑えるか』2009年、ちくま新書
		 
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準備学修の内容 | 
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 講義の冒頭に前回の講義について復習の質問をするので講義資料に基づいて復習すること。
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 アメリカ経済の動向に関する新聞、インターネット等の情報に関心を持つことを推奨します。毎回、質問事項を書いてもらい、次回に回答します。積極的に質問してください。
		 
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各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  イントロダクション、政府の経済的役割 |  | 【第2回】 |  |  「小さな政府」と財政 |  | 【第3回】 |  |  産業構造の転換 |  | 【第4回】 |  |  製造業の競争力低下とIT産業の成長 |  | 【第5回】 |  |  企業経営と経営革新 |  | 【第6回】 |  |  コーポレートガバナンスの変質 |  | 【第7回】 |  |  雇用関係の特色 |  | 【第8回】 |  |  リストラと労働問題 |  | 【第9回】 |  |  金融制度の特色 |  | 【第10回】 |  |  金融政策 |  | 【第11回】 |  |  グローバル下のアメリカ経済 |  | 【第12回】 |  |  ドル体制の変質 |  | 【第13回】 |  |  金融危機の発生 |  | 【第14回】 |  |  異次元緩和 |  | 【第15回】 |  |  まとめ |   
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