| 1. | 
授業の概要(ねらい) | 
 | 
		 
 「観光」という現象を理解するのに調査は有用な手法である。  しかし、適切な方法で実施しないと、誤った結論を導くことがある。  本授業では、調査とは何か、調査の意義を説明したうえで、様々な調査技法(質問紙調査、インタビュー調査、観察など)を概観するとともに、特に質問紙調査の特徴と実施方法について説明する。  その上で、受講者は、演習形式で仮説検証型調査を前提とした質問紙案を作成していく。  ※学修効果の促進のため、授業は講義形式と演習形式(グループワーク)をミックスして行う。
		 
 | 
| 2. | 
 
授業の到達目標 | 
 | 
		 
 質問紙調査の特徴を理解する。   ・質問紙調査が有効な場面を説明できる。   ・質問紙調査の実施手順を説明できる。  仮説検証型調査を前提とした質問紙案を作成できる。   ・仮説を立てることができる(調査テーマは事前提示)。   ・仮説を検証するために必要な質問項目を作ることができる。
		 
 | 
| 3. | 
 
成績評価の方法および基準 | 
 | 
		 
 平常点 20%(受講態度)  授業内の演習課題 40%  授業内の総合試験 40%
		 
 | 
| 4. | 
 
教科書・参考書 | 
 | 
		 
 【参考書】   小田利勝(2009)『社会調査法の基礎』 プレアデス出版   張 長平(2014)『観光分析 計量的アプローチと応用』 古今書院
		 
 | 
| 5. | 
 
準備学修の内容 | 
 | 
		 
 授業後には、授業内容や授業中に指示された事項について復習すること。  演習の前には準備課題を提示するので、事前に準備課題を行うこと。
		 
 | 
| 6. | 
 
その他履修上の注意事項 | 
 | 
		 
 学修効果の促進のため、授業は講義形式と演習形式をミックスして行う。講義時と演習時で教室が異なるので注意すること。  演習はグループワークで行う。第2回目の講義時にグループ分けの発表を行う。  講義時の私語及び雑談は厳禁。  演習時は活発な議論及びグループワークへの積極的な参加を期待する。  受講者の内容理解度などにより、授業の進捗具合は変更の可能性がある。
		 
 | 
| 7. | 
 
各回の授業内容 | 
 | 
| 【第1回】 |  |  イントロダクション【講義形式】 |  | 【第2回】 |  |  調査とは?/クラス分け【講義形式】 |  | 【第3回】 |  |  質問紙調査の特徴【講義形式】 |  | 【第4回】 |  |  インタビュー演習(1)~アポイントから実施までの手順のシミュレーション【演習形式】 |  | 【第5回】 |  |  インタビュー演習(2)~半構造化インタビューの体験【演習形式】 |  | 【第6回】 |  |  仮説検証型調査【講義形式】 |  | 【第7回】 |  |  仮説の設定(1)~アイデア出し【演習形式】 |  | 【第8回】 |  |  仮説の設定(2)~アイデアの文章化【演習形式】 |  | 【第9回】 |  |  質問項目の作成の仕方(1)~ワーディングの注意【講義形式】 |  | 【第10回】 |  |  質問項目の作成の仕方(2)~変数と回答形式の種類【講義形式】 |  | 【第11回】 |  |  質問項目の作成(1)~質問項目案のアイデア出し【演習形式】 |  | 【第12回】 |  |  質問項目の作成(2)~質問項目の文章化【演習形式】 |  | 【第13回】 |  |  質問項目の作成(3)~回答形式の設定【演習形式】 |  | 【第14回】 |  |  調査対象の抽出と調査票の配布・回収方法/調査倫理【講義形式】 |  | 【第15回】 |  |  総合試験と振り返り |   
 |