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授業の概要(ねらい) | 
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 刑事訴訟法は、犯罪が行われたか否かを確定するとともに、犯罪が行われた場合には、それに対する刑罰をどのように実現していくか、その具体的な方法や手続を定めた法律です。秋期の授業では、捜査の続きから公訴の提起、公判手続、証拠法までを詳しく取り上げます。
		 
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授業の到達目標 | 
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 ①刑事訴訟法に関する応用的な知識を身に着け、刑事手続の流れや仕組みを理解すること。  ②刑事手続の流れを理解するとともに、各論点について判例の立場や学説の対立を踏まえながら、自分の言葉で説明できるようになること。
		 
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成績評価の方法および基準 | 
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 試験によって評価しますが、感想文やレポート等の課題を出すこともあります。評価配分の目安は、試験90%、授業への貢献度10%です。授業への貢献度は、課題の提出や授業態度等によって判断します。 
		 
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教科書・参考書 | 
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 おすすめの基本書や参考書等は、初回の授業(オリエンテーション)で紹介します。 
		 
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準備学修の内容 | 
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 特に復習に力を入れてください。授業で扱ったテーマについて、レジュメやノートを読み返しながら、復習しましょう。疑問点が出てきたら、基本書や参考書等で調べてください。その際、図書館を有効活用しましょう。まずは自分で調べることが大切です。それでもわからなかった場合は、遠慮なく質問に来てください。 
		 
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その他履修上の注意事項 | 
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 ①刑法総論・各論をすでに履修済み、あるいは並行して履修することが望ましいです。  ②授業をよく聞いて、その都度レジュメに書き込むか、ノートを取るようにしてください。自分の力で書いて、理解することが大切です。授業の内容が聞き取れなかったり、追いつけなかったりしたときは、あやふやのままにせず、授業後に確認しに来てください。 
		 
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各回の授業内容 | 
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| 【第1回】 |  |  オリエンテーション -春期の復習と秋期の進め方- |  | 【第2回】 |  |  捜査の続き① 検証・鑑定 |  | 【第3回】 |  |  捜査の続き② 強制採血・強制採尿 |  | 【第4回】 |  |  捜査の終了から公訴の提起へ/略式手続 |  | 【第5回】 |  |  公訴の提起における基本原則 |  | 【第6回】 |  |  不起訴処分に対する救済制度 |  | 【第7回】 |  |  公判のための準備活動 |  | 【第8回】 |  |  DVD(予定) ※ 変更の場合あり |  | 【第9回】 |  |  証拠法① 証拠法概説 |  | 【第10回】 |  |  証拠法② 証拠能力と証明力 |  | 【第11回】 |  |  証拠法③ 自白法則 -自白の証拠能力と証明力- |  | 【第12回】 |  |  証拠法④ 伝聞法則の意義 |  | 【第13回】 |  |  証拠法⑤ 伝聞法則の例外 |  | 【第14回】 |  |  証拠法⑥ 証拠の許容性 -違法収集証拠の排除法則- |  | 【第15回】 |  |  秋期のまとめと試験(予定) |   
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