Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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微生物学実験(Experiments in Microbiology) 髙山 優子
3年 後期 専門基礎科目選必 2単位
【バイオ・後】 17-1-0409-3316

1.
授業の概要(ねらい)

以下の内容を学びます。
(1) DNAの連結と形質転換:プラスミドベクターの作製、lacZ DNAの連結、大腸菌の形質転換
(2) DNAの精製:プラスミドDNAの抽出と精製
(3) 制限地図の作成:制限酵素切断部位の同定、アガロースゲル電気泳動
(4) 試験管内でのDNA増幅:PCR法による lacZ DNAの増幅
(5) 遺伝子発現の調節:β-ガラクトシダーゼの誘導合成、呈色反応による酵素活性の測定

2.
授業の到達目標

大腸菌プラスミドを用いたDNA組換え実験操作の基本技術を習得する。

3.
成績評価の方法および基準

試験は行ないません。2/3以上出席し、レポートの結果が60%以上を合格とします。

4.
教科書・参考書

あらかじめ、実験テキストを配付します。

5.
準備学修の内容

事前に実験テキストをよく読んでおいて下さい。

6.
その他履修上の注意事項

白衣、名札、A4判レポート用紙、定規を各自で用意して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
組換え体プラスミドDNAの作製と形質転換
  1.制限酵素によるプラスミドDNAの切断
  2.LacZ DNAの連結
  3.大腸菌の形質転換
【第2回】
アガロースゲル電気泳動によるDNA切断反応の検証
【第3回】
アルカリ法によるプラスミドDNAの抽出と精製
【第4回】
制限地図の作成
  1.制限酵素によるプラスミドDNAの切断
  2.アガロースゲル電気泳動による酵素切断部位の同定
【第5回】
ラクトースオペロンの発現調節1
  IPTG による lacZ 遺伝子の発現誘導
【第6回】
ラクトースオペロンの発現調節2
  呈色反応によるβ-ガラクトシダーゼ活性の測定
【第7回】
PCR法による lacZ DNAの増幅、総合討論
【第8回】
レポート作成
【第9回】
【第10回】
【第11回】
【第12回】
【第13回】
【第14回】
【第15回】