Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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プログラミング1(Programming1) 荒井 正之
1年 前期 専門基礎科目必修 2単位
【情電・前】 17-1-0430-2560

1.
授業の概要(ねらい)

 プログラミング言語Processingを利用し、プログラミングの基礎を学びます。具体的には、プログラムとは何か、Processingのインストール及びProcessing開発環境の操作方法、簡単な描画プログラム、データ型、演算子、標準出力、変数、繰り返し処理、マウス情報の取得、条件判断処理、関数を学びます。
 授業は反転授業の形式を取ります。原則的に、毎回の授業の前にビデオ教材で講義を受け、その理解度を事前学習ワークシートにまとめる必要があります。授業では事前学習ワークシートで理解できていない点を確認し、実際にプログラムを書いたり、読んだり、トレースすることにより理解を深めます。授業終了時には、授業で理解した内容を振り返りワークシートに記入し、自身の理解度を確認し、授業で学んだことをまとめます。

2.
授業の到達目標

 この授業は、プログラミングの基礎となる知識及び基礎的なプログラミングの実践に必要な技術及び概念を修得することを目標とします。具体的には、基本的プログラミング概念、基本的なデータ型、変数、基本演算子、制御構造、関数の基本を理解し、これらを利用できるようになることを最低限の目標とします。さらに、これらを利用した簡単なプログラムを書けるようになることを目指します。

3.
成績評価の方法および基準

 授業内のワークシート10%、プログラミング課題25%、中間試験25%、期末試験40%の割合で評価し、全体で60%以上の評価点を得た者を合格とします。

4.
教科書・参考書

テキスト: Casey Reas、Ben Fry著、船田 巧訳、“Processingをはじめよう(Make: PROJECT)”、 株式会社オライリー・ジャパン、2011、ISBN-13: 978-4873115153.

また、教材をLMS及び動画配信システムにより提供します。

5.
準備学修の内容

 原則的に、毎回の授業の前にビデオ教材で講義を受け、その理解度を事前学習ワークシートにまとめて授業開始時に提出してもらいます。また、オプション課題も出題しますので積極的に取組み、理解を深めてください。

6.
その他履修上の注意事項

7.
各回の授業内容
【第1回】
プログラムとは
【第2回】
Processingのインストール、Processing開発環境操作方法
【第3回】
簡単な描画プログラム
【第4回】
データ型、演算子、標準出力,変数
【第5回】
for文による繰り返し処理
【第6回】
if文、if-else文による条件判断処理
【第7回】
中間試験
【第8回】
総合演習1
【第9回】
マウスの情報を使ったプログラム
【第10回】
繰り返しと条件判断処理
【第11回】
二重ループとswitch文
【第12回】
while文による繰り返し処理
【第13回】
関数
【第14回】
総合演習2
【第15回】
まとめと期末試験