Web Syllabus(講義概要)

医学は、基礎医学の知識を土台とし、臨床系はこの知識の上にさまざまな応用・研究をおこない治療に役立てています。臨床医学を学んでいく上で、これまでに得た基礎分野の知識をより確実に理解しておくことが重要になります。臨床系へのしっかりとした橋渡しになるよう、基礎医学的事項を実習という形で体験しながら理解を深めることが目標です。
基礎医学関連事項からいくつかのテーマをあげ、実習をとおして、自ら考え・調べ・まとめる習慣を身につけ、知識をより確実なものにしていきます。

①　超音波診断法の理論と実用を説明できる。
②　筋電図の理論と実用を説明できる
③　脳の高次機能について説明できる。
④　呼吸循環調節について説明できる。
⑤　発生の基礎について説明できる。
⑥　病理組織像の基本を説明することができる。
⑦　皮膚感覚について説明できる。
⑧　脳の構造について説明できる。
⑨　全身の構造の全容について説明できる。

各テーマごとに、主にレポーを作成し評価します。全テーマの評価の合計が最終評価になります。

プリントを配布します。
関連科目の使用教科書を参考にして下さい。

初回のガイダンス時に各テーマの詳細と課題・予習事項、およびそれらの分量を説明します。
事前に各テーマの関連授業の内容を復習しておいて下さい。
テーマ終了後は、各担当教員の指示に従い課題と基礎知識のまとめを行うよう努めて下さい。

小～中グループに分け、全テーマを回ります。
グループ分けと各グループのテーマのローテーション順など、内容の詳細については実習ガイダンスの時に説明します。
テーマにより日程が変更になることがあります。実習ガイダンスに注意して下さい。