1. |
授業の概要(ねらい) |
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この講義では、科学技術と社会との関わりについて、皆で議論することによって考えを深めていきます。科学の発展に伴う負の側面にも注目しながら、いくつかのテーマについて、グループディスカッションを行い、議論を進めます。 テーマとして、前期は特に、戦争、原子力、生命倫理を取り上げます。 積極的に討論に参加してください。
(昨年までとは内容が変わっていますので注意してください。)
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2. |
授業の到達目標 |
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科学技術の発展の歴史の流れを理解できる。 科学的なものの考え方を理解できる。 科学を批判的に見ることができるようになる。 科学リテラシーを身に付けることができる。 自分の意見をまとめ発言することができるようになる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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最終レポートおよび、グループディスカッションの回の後に提出してもらう、議論の内容をまとめたミニレポート課題で評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:特に定めません。必要に応じてレジュメ配布。
参考書:随時紹介。 「図説・科学史入門」橋本毅彦(ちくま新書)。 「科学史年表」小山慶太(中公新書) 「今この世界を生きているあなたのためのサイエンスⅠ」(楽工社) 「今この世界を生きているあなたのためのサイエンスII」(楽工社)
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5. |
準備学修の内容 |
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新聞、テレビ、インターネットで報道される科学技術に関する話題に関心を持ってください。 各回の予習・復習に関しては、授業の中で指示します。 特にグループディスカッションの際は、扱うテーマに関して図書館等で調べてから授業に臨んでください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス、今一番ホットな科学について |
【第2回】 |
科学技術の発展の歴史1~古代の科学 |
【第3回】 |
科学技術の発展の歴史2~中世の科学 |
【第4回】 |
科学技術の発展の歴史3~科学革命後の科学 |
【第5回】 |
サイエンティストとエンジニア |
【第6回】 |
科学技術の発展におけるメリットとデメリット |
【第7回】 |
「科学的」とは何か |
【第8回】 |
科学技術と戦争1〜歴史を概観 |
【第9回】 |
科学技術と戦争2〜グループディスカッション |
【第10回】 |
科学技術と原子力1〜歴史を概観 |
【第11回】 |
科学技術と原子力2〜グループディスカッション |
【第12回】 |
科学技術と生命倫理1〜歴史を概観 |
【第13回】 |
科学技術と生命倫理2〜グループディスカッション |
【第14回】 |
科学技術の未来について。全体討論 |
【第15回】 |
まとめ。最終レポート作成 |
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