Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
ライフデザイン演習Ⅰ(Life Design Seminar Ⅰ) 丹羽 孝仁
1年 前期 コミュニケーション必修 2単位
【地域・前】 17-1-0686-4441

1.
授業の概要(ねらい)

・授業は教室でのプレゼンテーションとディスカッションを基本とします。
・その課題は担当教員が授業の到達目標に基づいて、毎回提示します。
・受講生は、事前に提示された課題に関し、必要な情報を収集・整理してレジュメを作成しプレゼンテーションとディスカッションを行います。
・地域課題を発見するためにエクスカーションを行い、グループワークを通じて課題解決の手がかりを探求します。
・授業終了後にレポートを提出します。

2.
授業の到達目標

・ライフデザイン演習は、大学の教育理念に基づき、大学や社会で必要される以下の3つの能力を修得することを授業の到達目標とします。
①社会力:自分の考え方を他者に的確に伝えるための表現能力、コミュニケーション能力
②自己教育力:自分の将来について考え、自覚をもって計画的に学ぶ能力
③専門力:自分の学部・学科で学んだ専門知識を用いて問題を解決する能力

3.
成績評価の方法および基準

・グループ学習(50%)、プレゼンテーション(25%)、レポート(25%)で評価します。

4.
教科書・参考書

テキストは指定しません。必要に応じてプリントを配布します。
参考書:
・川喜田二郎(1967)『発想法―創造性開発のために 』中公新書
・堀公俊・加藤彰著(2006)『ファシリテーション・グラフィック : 議論を「見える化」する技法』日本経済新聞社

5.
準備学修の内容

・受講にあたっては、以下の3点に留意してください。
①普段から新聞や本をよく読む習慣を身に着けること
②授業に必要なパソコン操作のスキル(特にWord、Excel、PowerPoint)の向上に努めること
③他の科目で得た知識や能力を、演習で最大限に応用するように努めること

6.
その他履修上の注意事項

・授業はクラス単位で行い、担当教員がクラス担任となります。大学生活についてわからないことがある場合には、まず担当教員に相談してください。
・演習には学生の皆さんの主体的な参加が不可欠です。授業に際しては、「無遅刻・無欠席」「万全な準備」「積極的な発言」を心がけてください。また授業以外の場でもクラスメートや教員と積極的に交流し、進級・卒業後も続くような人間関係を築いてください。演習のクラスが単なる勉強の場ではなく、有意義な大学生活を送るための拠点になることを期待しています。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ガイダンスと自己紹介とワークショップ(KJ法)の解説
【第2回】
ワークショップ(1):「地域経済学科で共に学ぶこと」の個別意見の表明
【第3回】
ワークショップ(2):「地域経済学科で共に学ぶこと」の個別意見のグループ集約
【第4回】
ワークショップ(3):「地域経済学科で共に学ぶこと」のグループ意見の発表
【第5回】
現地視察(1):豊里台団地をみんなでウォッチング(地図の読み方、そして「良いところ」と「良くないところ」)
【第6回】
現地視察(2):豊里台団地の自治会長さんから話しを聞こう
【第7回】
現地視察(3):大林新星和不動産の所長から話しを聞こう
【第8回】
現地視察(4):豊里台ショッピングセンターの店長さんから話しを聞こう
【第9回】
現地視察(5):宇都宮美術館まで歩いてみよう
【第10回】
ワークショップ(4):豊里台団地のウォッチングとヒヤリングの結果を出し合おう
【第11回】
ワークショップ(5):豊里台団地調査の結果をまとめよう
【第12回】
ワークショップ(6):豊里台団地調査を報告書にまとめよう
【第13回】
ワークショップ(7):調査報告をパワーポイントにまとめよう
【第14回】
プレゼンテーション:グループ毎で発表しよう
【第15回】
総復習をしよう