Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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ライフデザイン演習Ⅱ(Life Design Seminar Ⅱ) 加瀬 和俊
1年 後期 コミュニケーション必修 2単位
【地域・後】 17-1-0723-4203

1.
授業の概要(ねらい)

授業は教室でのプレゼンテーションとディスカッションを基本とします。担当教員が上記の授業目標に基づいて提示した課題に応じ、事前に必要な情報を収集・整理してレジュメを作成し、教室でプレゼンテーションとディスカッションを行い、授業終了後にレポートを提出します。それぞれの作業に必要な具体的方法・技術などについては、担当教員が必要に応じて指導します。

2.
授業の到達目標

ライフデザイン演習の目的は、本学の教育理念に基づき、大学や社会で必要とされる以下の3つの能力を修得することにあります。
①社会力:自分の考えを他者に的確に伝えるための表現力、コミュニケーション能力
②自己教育力:自分の将来について考え、自覚をもって計画的に学ぶ能力
③専門力:自分の学部・学科で学んだ専門知識を用いて問題を解決する能力

3.
成績評価の方法および基準

・各授業時の感想文(25%)、レジュメ作成(25%)、ディスカッション(25%)、レポート(25%)によって評価する

4.
教科書・参考書

柳原邦光他編著(2011)『地域学入門』ミネルヴァ書房

5.
準備学修の内容

受講にあたっては、以下の3点に留意してください。
・普段から新聞や本をよく読む習慣を身につけること。
・授業に必要なパソコン操作のスキル(特にWord, Excel, PowerPoint)の向上に努めること。
・他の科目で得た知識や能力を、演習で最大限に応用するよう努めること。
また第1回の授業において担当教員が指示します。

6.
その他履修上の注意事項

・授業はクラス単位で行い、担当教員がクラス担任となります。大学生活についてわからないことがある場合には、まず担当教員に相談してください。
・演習には学生の皆さんの主体的な参加が不可欠です。授業に際しては「無遅刻・無欠席」「万全な準備」「積極的な発言」を心がけてください。また、授業以外の場でもクラスメートや教員と積極的に交流し、進級・卒業後も続くような人間関係を築いてください。
・教員一同、演習のクラスが単なる勉強の場ではなく、有意義な大学生活を送るための拠点になることを期待しています。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ガイダンス:報告レジュメの作り方
【第2回】
いまなぜ地域を考えるのか(第1章)
【第3回】
人の移動から地域を問う(第6章)
【第4回】
経済が地域に及ぼす影響(第8章)
【第5回】
地形から地域を読む(第7章)
【第6回】
地域がつくる福祉(第9章)
【第7回】
地域が学校をとりもどす(第10章)
【第8回】
アートが地域を再生する(第11章)
【第9回】
地域に向き合う大学(第12章)
【第10回】
生活のなかから生まれる学問(第4章)
【第11回】
文化現象としての地域(第3章)
【第12回】
地域主義の系譜と地域学(第2章)
【第13回】
生きられる地域のリアリティ(第5章)
【第14回】
希望の学としての「地域学」(終章)
【第15回】
まとめ:地域を生きるために(序章)