1. |
授業の概要(ねらい) |
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・「西洋史Ⅱ」では、近代以降の西洋史を学びながら、上記の授業目標の達成を目指します。 ・授業形式は講義を中心としますが、大学生に必要とされるコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力の向上を目指し、合計3回、復習テストとグループによるディスカッションを実施します。
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2. |
授業の到達目標 |
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・「西洋史Ⅰ」「西洋史Ⅱ」では、西洋史の学習を通じて、以下の授業目標の達成を目指します。 1.人類が持つ「歴史を超えた普遍性」と「歴史に起因する多様性」の存在を理解する。 2.この「歴史的普遍性と多様性」に基づき、世界と日本の現状を理解し、未来を予測する能力を身に付ける。 3.より良い社会を作り、そこで生きていく根拠としての「歴史観」を身に付ける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・グループ学習(25%)、テスト(25%)、レポート(50%)で評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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・テキストは指定しません。必要に応じてプリントを配布します。
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5. |
準備学修の内容 |
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・どのような分野であれ、歴史の学習は現状と比較することによってより理解が深まり、解決すべき問題点がより明確になりますので、政治・経済・文化その他あらゆる分野において「いま何が起こっているのか」をできるだけ幅広く理解するよう、新聞、テレビ、インターネットなどで最新の情報に触れる習慣をつけてください。 ・グループ学習には事前にレポートを作成したうえで臨むことを推奨します。 ・各回の授業を受講する際に必要な準備学修の具体的な内容については、授業の際に別途書面にて指示します。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・「西洋史Ⅰ」と「西洋史Ⅱ」は内容が連続していますので、可能な限り同一年度に履修するようにしてください。 ・この授業を通じて、受講生の皆さんが多様な価値観を理解し、それを受け入れる寛容な態度を身に付けられることを期待します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス |
【第2回】 |
近代ヨーロッパ・アメリカ(1):イギリスの市民革命と産業革命 |
【第3回】 |
近代ヨーロッパ・アメリカ(2):アメリカ独立戦争、フランス革命 |
【第4回】 |
近代ヨーロッパ・アメリカ(3):帝国主義 |
【第5回】 |
復習とグループ学習(1) |
【第6回】 |
戦間期ヨーロッパ・アメリカ(1):第一次世界大戦の歴史的意義、戦間期の国際政治経済体制 |
【第7回】 |
戦間期ヨーロッパ・アメリカ(2):世界恐慌とファシズムの台頭 |
【第8回】 |
戦間期ヨーロッパ・アメリカ(3):第二次世界大戦 |
【第9回】 |
復習とグループ学習(2) |
【第10回】 |
戦後ヨーロッパ・アメリカ(1):国際連合の設立、東西冷戦体制の開始 |
【第11回】 |
戦後ヨーロッパ・アメリカ(2):ベトナム戦争、ヨーロッパ統合 |
【第12回】 |
戦後ヨーロッパ・アメリカ(3):東西冷戦体制の終結 |
【第13回】 |
グローバリゼーション |
【第14回】 |
復習とグループ学習(3) |
【第15回】 |
総括 |
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