Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
職業指導(Theory of Vocational Guidance) 横山 明子
4年 後期 専門科目選択 2単位
【資格・後】 17-1-0898-2354

1.
授業の概要(ねらい)

この授業は、教職課程の工業免許のうち、教科(工業)に関する科目です。職業指導の歴史や現状についてさまざまな資料をもとに問題点を考察し、発表を行います。情報化社会の職業や社会の求める人材と進路指導のさまざまな理論について学びます。
さらに、将来の進路を考えるために生涯発達の観点から自分自身の職業観について考え、進路を決定するために、どのような援助が必要なのかについてグループで話し合い発表を行います。最後に学校教育における進路指導の意義と具体的な支援について考察し、討論を行います。
この授業では、各自ラーニング・ポートフォリオ(学修実践記録)を作成し、自分の学習の省察を行います。

2.
授業の到達目標

職業指導の現状と問題点を理解し、職業指導のあり方を生涯発達の観点から考察します。
この授業は、情報社会の理解を深めることによって社会科学の知識を深めます。
1.私(学生)は、職業指導の歴史について説明できます。
2.私(学生)は、情報化社会において求められる人材について説明できます。
3.私(学生)は、職業指導の理論について説明できます。
4.私(学生)は、職業指導の有効な援助の方法について提案できます。

3.
成績評価の方法および基準

ラーニング・ポートフォリオ(50%)と発表リポート(30%)と最終リポート(20%)によって総合的に評価します。

4.
教科書・参考書

教科書 :『就職活動をはじめる前に読む本』 浦上 三宅 横山著 北大路書房  
     『最新生徒指導・進路指導論』 吉田辰雄編著  (図書文化)
LMSを使用します。

5.
準備学修の内容

これまでの自分がうけた進路指導について振り返っておきましょう。職業・業界など社会状況について調べておきましょう。

6.
その他履修上の注意事項

工業免許取得者のための授業です。

7.
各回の授業内容
【第1回】
生徒指導進路指導論で学んだ内容を復習する。
授業のテーマや進め方などオリエンテーションを行い、職業指導に関心を高める。
【第2回】
予習の内容は、授業中に指示する。
職業指導(進路指導)の定義と変遷やその意義について学ぶ。
【第3回】
予習の内容は、授業中に指示する。
情報化社会の職業や社会が求める人材について学ぶ。
【第4回】
職業指導の現状での問題点について資料を探す。 
フリーター問題や転職者の問題について考察する。
【第5回】
職業指導の現状での問題点をまとめる。
フリーター問題や転職者の問題について発表する。
【第6回】
予習の内容は、授業中に指示する。   
進路指導の様々な理論(スーパーの理論)について学ぶ。
【第7回】
予習の内容は、授業中に指示する。  
進路指導の様々な理論(クランボルツの理論)について学ぶ。
【第8回】
予習の内容は、授業中に指示する。  
進路指導の様々な理論(シャインの理論)について学ぶ。
【第9回】
予習の内容は、授業中に指示する。      
適性検査の現状と問題点を学ぶ。
【第10回】
予習の内容は、授業中に指示する。
適性検査を体験し、その有効性を考察する。
【第11回】
予習の内容は、授業中に指示する。
発表① 進路決定のための望ましい支援について考察し、発表をする。
【第12回】
予習の内容は、授業中に指示する。
進路決定のための望ましい支援についての発表をもとに、あり方について討論を行う。
【第13回】
予習の内容は、授業中に指示する。
キャリア教育の意義と学校教育における役割ついて考察する。
【第14回】
予習の内容は、授業中に指示する。
キャリア教育の意義と学校教育における役割ついて発表と討論を行う。
【第15回】
これまでの学習内容を復習する。
今後の教育における教育支援のあり方について考察し発表する。