Web Syllabus(講義概要)

コンディショニングの概念を理解し、アスリートが目標とする競技活動において最高のパフォーマンスを発揮するため具体的な方法を学ぶ。本講義では、主にレジスタンストレーニング、代謝系トレーニング、コーディネーショントレーニング、スタビリティトレｰニング、アジリティレーニング、スポーツマッサージ、フィットネスチェック、フィールドテスト、アイシング、アクアティックトレーニング等を取り上げて、その理論的背景と実際の方法を学習する．適切な場面で実際に行う能力を身につけ、アスリートだけではなく、自分の周りのすべての人にコンディショニング法を提供できるようにすることを目指す。

代謝系トレーニングの理論について説明できる。
アジリティトレーニングを実践指導できる。
ウエイトトレーニングのビッグ３である、スクワット・デッドリフト・ベンチプレスを正しく実践できる。
クイックリフトの種目であるハイクリーン・ハイスナッチを正しく実践できる。
各種レジスタンス運動におけるポイントおよびリスク管理を説明できる。
サーキットトレーニングプログラムを作成できる。
体幹トレーニング・ウォーミングアップドリルをデモンストレーションできる。
フィットネステストを実施し、スコアについて評価できる。

前期実技テスト30％、後期実技テスト30%、後期筆記テスト40%で評価する。
欠席は1回5点減点とする。

『日本体育協会アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥　予防とコンディショニング』

多くの時間をかけ、体で習得していく技術なので、積極的に授業以外の時間にトレーニングルームに足を運び各自でトレーニングを行う必要がある。前回の内容について次回授業までにもう一度復習する。体で覚えるのが一番である。何度反復練習する以外上達の道はない。理論については教科書をよく読み、予習復習する必要がある。初めて学ぶ内容ばかりなのでじっくり時間をかけてテキストを読み、不明な語句や専門用語についてネットや図書館で調べて理解を深めること。

トレーナー課程のカリキュラムとなっているので教科書の購入が必要となる。