Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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微積分学1(Calculus 1) 牧田 匡史
1年 後期 専門基礎科目必修 2単位
【機械・後】 17-1-1330-4440

1.
授業の概要(ねらい)

1変数関数の微分と積分の基礎について学習します。導関数、関数の増減と極大極小、関数の連続性、商の導関数、合成関数の導関数、いろいろな関数の導関数、平均値の定理、2次導関数、逆関数の導関数、媒介変数表示された関数の導関数、不定形の極限値、テイラー展開、不定積分、いろいろな関数の不定積分、定積分、微積分の基本定理、面積、体積、曲線の長さ、広義積分から構成されます。

2.
授業の到達目標

微分と積分はともに自然科学や工学を学ぶ上での基礎的な学問です。材料力学、機械力学、流体力学、熱力学など機械工学の基礎科目において、微積分の考え方や手法が広く用いられています。本講義では、これらの専門科目を習得するために必要な微積分学の基礎知識を修得する。

3.
成績評価の方法および基準

定期試験による評価を中心に(70%)、小テストの成績(30%)も考慮して評価を行います。

4.
教科書・参考書

田代嘉宏著:工学の数学 微分積分(第2版)(森北出版)

5.
準備学修の内容

毎回の授業範囲を予習しておいてください。毎回講義で学習したテーマについて、忘れないうちに教科書の例題などを解き、理解したことが定着するようにしてください。また、講義時間中に終わらなかった問題は次の講義までに必ず解いておいてください。適宜、小テストを実施して理解度を確認しますので、復習しておいてください。

6.
その他履修上の注意事項

授業開始毎に出欠をとります。定期試験の有資格は2/3以上の出席が必要です。

7.
各回の授業内容
【第1回】
1変数関数の微分:導関数
【第2回】
1変数関数の微分:関数の増減と極大極小
【第3回】
1変数関数の微分:関数の連続性
【第4回】
1変数関数の微分:商の導関数、合成関数の導関数
【第5回】
1変数関数の微分:いろいろな関数の導関数
【第6回】
1変数関数の微分:平均値の定理、2次導関数
【第7回】
1変数関数の微分:逆関数の導関数
【第8回】
1変数関数の微分:媒介変数表示された関数の導関数、不定形の極限値
【第9回】
1変数関数の微分:テイラー展開
【第10回】
1変数関数の積分:不定積分
【第11回】
1変数関数の積分:いろいろな関数の不定積分
【第12回】
1変数関数の積分:定積分
【第13回】
1変数関数の積分:微積分の基本定理
【第14回】
1変数関数の積分:面積、体積、曲線の長さ、広義積分
【第15回】
定期試験、まとめ