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授業の概要(ねらい) |
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前期に続き、国際情勢の基本を学び、合わせて時事英語を通じて国際上の理解を深め、英語力の進歩を目指す。 まずは世界の政治経済がどうなっているのか、理解を深めるのが大事。それなくして英語を情報収集のツールとして使えるようにはなれない。英語力と同時に国際政治経済の現実と歴史を知っておくことが不可欠です。 後期では前期を踏襲する形でヨーロッパ、中東、アジア(中国を除く)の各地域を扱い、ほかに国連という国際機関についても解説し、理解を深めてもらいます。時事英語教材では学生諸君の進度を見たうえで、随時、その時々のトピックを取り上げますが、オバマ元米大統領が広島訪問の際に行った演説英語などをとりあげたい。
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2. |
授業の到達目標 |
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英字新聞の見出しを見て、少なくとも何が論じられているか推察できるレベルには達したい。辞書をひきつつ、英字新聞記事が読めるようになり、書かれている国際事情を推察し、理解できるようになるのを目指します。
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成績評価の方法および基準 |
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前期と同様に受講学生諸君の英語力を把握する目的を兼ねて中間テスト(評価の30%)を実施します。最終講義テスト(評価の70%)では前期と同じく、扱ったテーマごとの重要項目の理解度を問い、クラスで扱った英文を問題とする英語力考査を合わせて行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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各回のテーマごとにパワーポイントの解説を用意するので、そのテキストを講義ごとに配布する。受講学生はそのテキストコピーをノートとして使用し、講義中の重要事項を記入するなど活用すること。そのうえで保存して復習等に利用し、最終考査に臨んでもらうこととします。
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準備学修の内容 |
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前期と同様、事前に配布される英文記事、英文コピーを予習しておくこと。教室で解説される時事英語の英文内容をその場で理解するには、かなりの力量を必要とします。予習で単語や用法をおさえておき、クラスに臨むことが望ましい。辞書を参照するのをいとわないことは、英語学習の第一歩と理解しておくこと。
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その他履修上の注意事項 |
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前期の成果を踏まえ、テレビ新聞報道を通じた国際情勢報道に注意し、深く理解できるようつとめてください。ニュースの動向に注意をむけておかないと、世界でいま何が起きているかわからない。時事英語を学ぼうにも書かれた意図を正確に受け止められないことにります。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 後期ガイダンスと進め方について。前期を踏まえ、学生諸君の要望を反映させたいので積極的に意見を寄せてもたいたい。 | 【第2回】 | ヨーロッパ情勢① 戦後の始まり。ホロコーストとは何か | 【第3回】 | ヨーロッパ情勢② 欧州統合への努力 仏独和解への努力 | 【第4回】 | ヨーロッパ情勢③ 冷戦崩壊からバルカン危機の恐怖 | 【第5回】 | ヨーロッパ情勢④ 欧州連合の危機 | 【第6回】 | ヨーロッパの現状を伝える映像資料と解説 | 【第7回】 | 時事英語力を判断するための中間テスト | 【第8回】 | 中東情勢の現実を知る① | 【第9回】 | その② | 【第10回】 | その③ | 【第11回】 | 中国を除くアジアの今日その① | 【第12回】 | その② | 【第13回】 | 世界を襲う国際テロの脅威 | 【第14回】 | まとめの総合解説 | 【第15回】 | まとめと最終テスト |
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