Web Syllabus(講義概要)

　本演習は、履修者の関心に合わせつつ、各国の企業経営を比較し論文を書く上で必要な知識を身に付けることを目指す。その際に、経営戦略と組織文化を中心に、日本を比較の基軸として設定する。そのため、春期ではDaftやHofstedeなどの理論について学びつつ、日本や海外の企業を選んで各人が発表し、理解を深めていく。

　①　各履修者が報告を通じて、自分の研究対象とする国の企業経営と日本の企業経営に対する理解を深める。
　②　経営戦略論や組織文化論など、国際比較経営を理解するために必要な基本的な理論的知識を身に付ける。
　③　論文を書き、それを報告するために必要な技術を身に付ける。

　日頃の授業中の発表内容等を踏まえて、総合的に評価する。

　教科書：第一回の授業の時に指示する。
　参考書：R.ダフト『組織の経営学』ダイヤモンド社
　参考書：G.ホフステード『多文化世界』有斐閣

　事前に、教科書や参考書の指定された個所を必ず読んでくること。発表の順番に当たったら、自分の関心に合わせて準備をしてくること。

　①　討論しながら講義を進めるので、自ら積極的に講義に参加すること。
　②　欠席しないこと。