Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ARS-107
世界の情勢(アメリカ) I 松岡 里枝子
【Ⅳ】  2単位
【Ⅳ 社会と経済のしくみを学ぶ】 18-1-1120-3861-005

1. 授業の概要(ねらい)

 「異文化社会アメリカ」を教科書にして、アメリカの文化および社会の基本および理論について学びます。アメリカ文化・社会を日本と比較し考察するデータとして映画を用います。授業内では、「プラダを着た悪魔」を鑑賞し、具体的な場面について分析し考察します。また3名から5名のグループを構成し、それぞれが選択した映画について、口頭発表して貰います。学生参加型講義を目指しています。

2.
授業の到達目標

 1.アメリカ文化・社会の基本知識を身につける。
 2.映画の場面を社会文化人類学的に分析する。
 3.分析結果を口頭発表しレポート作成する。

3.
成績評価の方法および基準

 授業参加:20%
 レポート・口頭発表:20%
 記述テスト:60%

4.
教科書・参考書

 教科書『異文化社会アメリカ』 示村陽一 研究社 2014

5.
準備学修の内容

 事前に教科書の講義範囲を読み、疑問点を書き出す。

6.
その他履修上の注意事項

 ポップカルチャーを含め、様々な角度から、アメリカ社会の事象を把握する努力をして下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 日本の開国
 発表のためのグループ構成
【第3回】
 日本のアメリカニゼーション
 映画「プラダを着た悪魔」
【第4回】
 アメリカのジャパニゼーション
 映画「プラダを着た悪魔」
【第5回】
 日本人の対米感
 映画「プラダを着た悪魔」
【第6回】
 異民族社会としてのアメリカ
 学生による口頭発表
【第7回】
 移民社会としてのアメリカ
 学生による口頭発表
【第8回】
 ネイティブアメリカンの存在意義
 学生による口頭発表
【第9回】
 アフリカ系アメリカ人の存在意義
 学生による口頭発表
【第10回】
 1965年移民法の意味と影響
 学生による口頭発表
【第11回】
 ラテン系アメリカ人
 学生による口頭発表
【第12回】
 アジア系アメリカ人
 学生による口頭発表
【第13回】
 多文化主義
 学生による口頭発表
【第14回】
 個人主義としてのアメリカ
【第15回】
 まとめと記述テスト