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授業の概要(ねらい) |
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IFRS(国際財務報告基準)は世界の共通な会計規準を目指して作成されています。それぞれの国の歴史や社会的な慣習で必ずしもすべてが共通にはできない点もありますが、日本の会計基準もこのIFRSの基準と合わせる方向性にあります。 日本でも海外からの資金調達や国際的な取引をする会社は、このIFRSを会計基準として採用しています。 グローバルな人材を育成するためにIFRSの基本的な知識を学びます。事例による設問を考えながら理解を深めます。IFRSの特徴的な処理をピックアップして学びます。
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2. |
授業の到達目標 |
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・IFRSの基本の考え方(原則主義、概念フレームワーク、特徴)を理解することです。 ・日本基準とIFRSの相違点を知ることです。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業への貢献度20%と定期試験80%
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト: 『IFRS会計学基本テキスト(第5版)』橋本尚、山田善隆 共著 中央経済社 参考文献: 必要な都度、IFRSに関するニュース等を講義で紹介します。
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5. |
準備学修の内容 |
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事前のテキストの熟読と授業で紹介したニュース等を参照し自己学習をしてください。 テキストは必ず持参してください。持参しないと授業に参加できません。
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その他履修上の注意事項 |
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テキストを授業に持参すること。講義の途中で皆さんに設問に回答してもらう時間を設けます。設問は考える力をつけるために回答に参加していただきます。簿記と財務諸表の基本的な知識があることを前提とします。 LMSに補助資料を掲載します。自分で印刷して持参してください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション、IFRSの特徴 前半の復習をします。 | 【第2回】 | 前半の復習をします。 | 【第3回】 | 固定資産について学習します。 | 【第4回】 | 減損について学習します。 | 【第5回】 | 無形資産と売却目的で所有する非流動資産について学習します。 | 【第6回】 | リースについて学びます | 【第7回】 | 引当金、偶発債務、偶発資産について学習します。 | 【第8回】 | ここまでの復習をします。 | 【第9回】 | 従業員給与について学習します | 【第10回】 | 金融商品について学習します。 | 【第11回】 | 外貨換算について学習します。 | 【第12回】 | 企業結合について学習します。 | 【第13回】 | 連結、持ち分法について学習します。 | 【第14回】 | 今までの復習をします。 | 【第15回】 | まとめをします。 |
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