Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:MAN-204
ホスピタリティ論 II 宮崎 弘基
選択必修  2単位
【観光経営】 18-1-1130-4664-008

1. 授業の概要(ねらい)

 2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けては、訪日外国人の目標人数は4,000万人とされ、観光産業が政府の掲げる成長戦略の柱の一つとされています。
 そのような環境下では、提供する商品の価格や品質に加えて心のサービス価値も重要で不可欠となります。
 本授業ではホテルや旅館、飲食店などのサービス専門の業種はもちろんのこと、航空会社・旅行会社・小売店など、身近な業種を事例ごとに考察して、ホスピタリティの本質と必要性の理解を深めます。
 またサービス業の現場でホスピタリティを実践している実務者を外部講師として招聘し、現場の実践的な情報や知識が習得できるように努めます。

2.
授業の到達目標

 ①様々な業種におけるホスピタリティへの取り組みを通じて、サービスの差別化、その必要性について理解ができます。
 ②相手の立場や気持ちを考えて、安心感や満足感などを提供するサービスの基本的考え方が理解できます。

3.
成績評価の方法および基準

 授業での理解度確認テストもしくはレポート(評価割合50%)と期末テスト(評価割合50%)で評価します。
 テストの実施日もしくはレポートの提出日などについては授業中に予め伝えます。

4.
教科書・参考書

 テキスト:適宜プリントを配付します。
 参考文献:『ホスピタリティー入門』海老原靖也 著 大正大学出版会

5.
準備学修の内容

 上記の参考資料を事前に読んでおいて下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 日頃より商品を購入する、あるいはホテルや旅館を利用する、飲食店で食事をする時などサービスを受ける際に、そこで提供されるサービスにはマニュアル以外の思いやりや気配りが感じられるかを考察してみて下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション、授業の目的と進め方
【第2回】
 ホスピタリティの歴史と語源
【第3回】
 ホテルと旅館のホスピタリティについて
【第4回】
 授業内容の確認(プリント配付)
【第5回】
 理解度確認テスト
【第6回】
 テストの解説・小売店のホスピタリティについて
【第7回】
 ゲストスピーカーの講演①(予定)
【第8回】
 飲食店・テーマパーク・クルーズ等のホスピタリティについて
【第9回】
 ホスピタリティと社会性①
【第10回】
 ホスピタリティと社会性②
【第11回】
 ホスピタリティと社会性③
【第12回】
 ゲストスピーカーの講演②(予定)
【第13回】
 ホスピタリティ産業に必要な人材
【第14回】
 後期授業内容の確認(プリント配付)
【第15回】
 授業総括と期末テスト