1. |
授業の概要(ねらい) |
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「事件は現場でおきている」-ホテル運営では、現場のスタッフ一人ひとりがホテルの理念と行動基準を理解し自ら行動するからこそ、最も優れたサービスと商品を提供できる。またプロジェクトや危急のときにはスタッフが結集してチーム力を発揮する。 本講座では、インバウンドを受け入れるために誕生した日本のホテル業の成り立ちを欧米、アジアと比較した上で、ブランド、理念、組織、営業部門の業務からCSR(企業の社会的責任)の一環としての環境や食の安全への取組みに到るまで、グランドホテルにおける具体的な事例をとおして、ホテルマネジメントのダイナミクスをひと続きのストーリーとして修得する。 なお、ホテルマネジメントに詳しい講師を招くことがある。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)日本のホテル業の歴史と現状を海外と比較しながら理解し、説明できるようになる。 (2)グランドホテル運営の現状と課題について、現場だけでなく経営の視点からも見ることができるようになる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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小テスト(評価割合25%)、期末テスト(評価割合50%)、受講態度(評価割合25%)により評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:適宜資料を配付する。 参考書: 『帝国ホテルの不思議』 村松友視 文春文庫
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5. |
準備学修の内容 |
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参考書に目を通しておくことを勧める。 事前に資料が配付される場合には、目を通しておくこと。 授業の復習を行うこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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ホテル業界に関する情報を雑誌、テレビ、ネット等で収集するよう努めること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | ホテル業の歴史と現状 海外と日本 | 【第3回】 | ホテル業の特徴 | 【第4回】 | ホテルブランドと理念 | 【第5回】 | ホテルの組織「パンケーキが届くまで」 | 【第6回】 | 宿泊 | 【第7回】 | レストラン | 【第8回】 | 外販(ホテルショップ含む) | 【第9回】 | ウェディング | 【第10回】 | 宴会と法人営業 | 【第11回】 | 広報・宣伝 | 【第12回】 | イベント企画 | 【第13回】 | CSRと環境・食の安全 | 【第14回】 | ホテルの経営 | 【第15回】 | 全体総括 |
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