Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
科目ナンバリング:TOS-106
入門観光学実習 II 栗木 敏男
選択  2単位
【観光経営】 18-1-1130-4902-032

1. 授業の概要(ねらい)

 本実習は箱根の観光を「より身近に」「より幅広く」「より主体的に」学ぶためのものである。本実習では現場に出ることを率先して行う。そのため、現場にて様々な問題発見とその解決法が体感できる授業である。
 秋期はジオパークをテーマとして箱根にて実習を行う予定である。我が国を代表する国際的な観光地である箱根を学びの場として、キャンパスでの座学に加えて本学セミナーハウスを活用しながらフィールドワークを行うことによって、より実践的な授業を行う。
 現地では専門家をゲストスピーカーとして招聘し、現場でしか学べない情報や知識を得ることをめざす。

2.
授業の到達目標

 本実習の到達目標は主に以下の6点である。
 ①観光学の裾野の広がり(関連する学問領域との関連)を理解する
 ②グループ討議を通じたコミュニケーション能力を養う。
 ③現場における作法等の社会人基礎力を養う。
 ④テーマに即した総括や取りまとめを行う能力を身につける。
 ⑤現場における課題を発見する力を養う。
 ⑥現場において課題を解決する力を養う。

3.
成績評価の方法および基準

 出席は必須である。特に本実習は学外実習を中心とする実習であることから、学外実習を欠席すると単位は与えられない。成績は「発表もしくはレポートの提出」「授業内での取り組み度合」によって評価する。それぞれの評価割合は70%、30%とする。

4.
教科書・参考書

 テキストは指定しない。適宜資料を配付する

5.
準備学修の内容

 本実習は主に学外実習を中心としている。したがって、学内とは異なり、個々のより強い責任感とマナーが求められる。

6.
その他履修上の注意事項

本実習は現場での実習を伴うため、少人数制での開講とし、受講者の上限は30人をめどとする。前期履修者を除き、受講希望者が多い場合は、抽選により決定する。
学外実習の日時、集合場所及び訪問先などは初回の授業で案内する。そのため、第1回の授業に出席しなければ、履修ができなくなる。また、学外実習の費用の一部は学生個人の負担とするので留意すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション、受講者選別
【第2回】
 日本の観光の潮流
【第3回】
 日本の観光資源1
【第4回】
 日本の観光資源2
【第5回】
箱根について1
【第6回】
箱根について2
【第7回】
箱根について3
【第8回】
箱根について4
【第9回】
箱根について5
【第10回】
箱根について6
【第11回】
箱根学外実習
【第12回】
箱根での実習のまとめ
【第13回】
 レポート発表、討議1
【第14回】
 レポート発表、討議2
【第15回】
 まとめ